神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

Eric Claptonの新譜「Life Time Best」 

macky-jun2007-12-11

  エリック・クラプトンのニューアルバム「ライフタイム・ベスト」を買った。
所謂、小遣いの欲しくなったおやじの出すBest盤なのだが、先日、Led Zeppelinが同じくBest盤を出したときは「またかよ!」と敬遠してしまったが、今日は買ってしまった。実は前から楽しみにしていたのである。
確かにこれまでClaptonも何度かBest盤は出しているが、今回は伝説的なバンドCream時代からブラインド・フェイスデレク&ザ・ドミノスを経て、461オーシャン・ブールヴァードから現在のいぶし銀のクラプトンまで全て入っている。レーベルを跨いでいるところに今までのベスト盤に無い特色があるようだ。

「デビューから44年、クラプトンの生涯がここにある」とのキャッチであるが、クラプトンは節々でもちろん印象的ないい仕事をしているのだけど、人間的な弱さも晒した魅力的な人だと思う。
G.ハリスンの奥さんパティーと恋愛し、「レイラ〜!」と歌ってみちゃったり、結局、親友の奥さんを奪って、結婚してしまった。G.ハリスンのような律儀なタイプより、E.クラプトンのような崩れたタイプに女は弱いのかなと、パティーが去ってしまった理由を考えてみた。麻薬や酒に溺れてボロボロになったり、弱さもいっぱいさらけ出し、また負けずに這い上がってきてと、起伏の多い人生を送っている。

高校1年の時に武道館の461オーシャン・ブールヴァード・コンサートに行った。当時、クラプトンのように長髪にして、ロックに夢中になっていた。もちろん、あんなにクールにきめられなかったけど。
添付の写真集を見ると、時代とともに顔形が随分変化している。俺の髭がある時期のクラプトンに似ているのを発見した。無意識でクラプトンを意識し伸ばしたのではないかと、今日ふと思った次第である。弱さも背負いつつ自分を素直に表現するクラプトンはとにかく格好良かったし、今でも格好いい爺さんだ。