旅行の準備

　 Aceのバーゲンに浅草の台東館に行ってきた。今夏の久々の海外旅行に備え、スーツケースを新調することにした。これまで使ってきたのは私が28歳の時にドイツに行った時に買った遥か昔のSamsonite製である。最近ではローラーが壊れ、専ら自宅の衣料収納用としてのみ機能してきた。こんな古いモノを使っている人はもういない。
　旅行シーズン前でもあり、スーツケース売場は盛況であった。早速これはと思うモノを数個かき集め、見比べ選んだ。安いモノでもいいと思っていたが、比べるといいモノが欲しくなり、結局、ProtecAの高価なモノを選んだ。最近のモノはジッパータイプで、ボディはポリカーボネートハイブリッド樹脂を使っており、とっても軽いのだ。見た目も美しいSTARIAシリーズのコロナレッド5.3kg、90リットルを選んだ。53,500円のモノが37,400円だった。妻はハンドルが無い更に軽いタイプのProtecA 28,000円を選んだ。
　今後、二人で行く旅行の機会も増えるだろうから、旅の相棒ともなるスーツケースは楽しく、高機能なモノの方がいい。長年付き合うことにもなるので、決して高い買い物ではない。妻は他にもPELLE BORSAのお気に入りのバッグに出会え、終始機嫌がよかった。浅草松屋で深川太郎の深川めし弁当を買ってきて、昼飯とした。ここの厚焼き玉子とアサリのご飯は絶品である。
　夜は後輩のA君と東京ドームで中日VS巨人戦を観戦する。外野ポール際の前から3列目のいい席だった。試合はまたまた1−2で負けてしまったが、この日は唯一収穫があった。我々の前の席は東京Hスポーツのカメラマンが一人で陣取っており、10席×2列を占有しているためか、空席で見晴らしが好かった。デジタル望遠カメラを構え、PCと連動させ、常に画像を配信している様だった。スコアカードもつけ、コメント記事も書いている様子だった。デジタル時代のカメラマンは記者も兼務しており、とても忙しいのだ。東京H新聞社なので専らジャイアンツの選手の画像を選び、配信していた。私の小学校の時の夢が、将来は日刊スポーツの野球記者になることだったのを懐かしく思い出したのだった。