神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

(16) X'mas Eve.のゴルフ

macky-jun2011-12-25

昨日はクリスマスイブ。街には幸せそうなペアがたくさん歩いていた。そんなことに縁のないオヤジは早朝からゴルフに出かけた。といっても近頃のオヤジにとってゴルフというのはとても非日常的であり、今年は比較的やった方だがそれでも3回目。昨年は1回しかやらなかった。だから、慣れていないのでいろいろ忘れていく。前はドライバーを忘れていった。靴を忘れていき、借りたこともあった程だ。かつてのゴルフフリークからすれば情けないほどの体たらくである。
 そんなオヤジも師走の中、5:30に起き、5:58の地下鉄に乗った。早起きは苦ではない。しかし、この日のクリスマス寒波襲来の朝はとても寒かった。向かうは津久井湖GC高尾駅からの送迎バスに乗る。マックでソーセージマフィンとコーヒーのセットを朝食として買いこむ。220円という安さ、ありがたい。
 そもそも冬はいいスコアも出ないし、寒いのでゴルフをやらない主義だったオヤジが珍しくも立ち上がったのには訳があった。この日は新規入会者歓迎のゴルフコンペだった。実はオヤジはこの5月にゴルフのできなくなったオヤジの親父から会員権の生前贈与を受けて、めでたくクラブ正会員になっていたのだった。しかし、その後忙しさにかまけ、プレイする機会もなくこの日を迎えたのだった。
 実はこのコースは大変思い出深い場所だった。19歳の時に初めて筆おろしのラウンドをしたのもこのコースだった。いつも親父と一緒だったが、至る所に思い出が転がっているのだ。だから、引き続き継承することにしたのだった。
 懐かしのコースは優しく微笑んでいたが、オヤジを甘くは受け止めてくれなかった。その昔、コンペ大好きで商品荒らしと呼ばれたオヤジは、気持ちだけはこの日も意気込んでいた。しかし、ゴルフはそんな甘いものではなかった。かつて80を切ったこともあるコースに、この日は1hで1打ずつ以上も多く叩いてしまったのだ。
 メンバーにはとても恵まれた。75歳で新入会員になられたというクマのプーさんのようなほのぼのしたKお爺さん、吉川晃司似の体格の良いK君とナイスガイのS君の46歳コンビ。とても楽しくラウンドできた。
 終って、懇親会と表彰式。なんと一番最初に名前を呼ばれたのがオヤジだった。飛び賞の30位である。しかも33人出場中の30位という大変名誉?ある順位。ペリエ方式で15というローハンディが付いてしまったこともあったが、驚いた。ちなみに優勝者はオヤジよりもグロスは悪かったのに、何故か優勝していた。こんな情けない成績でも商品にありついてしまうのが、オヤジの粘り強い処である。転んでもタダでは転ばないようだ。