神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

人工衛星に当たる確率

macky-jun2011-09-29

  イチローの大記録が途絶えた。10年連続で続けてきたシーズン200本安打の大記録は16本足らず、184本に留まった。打率についてもオリックス時代から17年継続してきた3割も今季は2割7分2厘に留まる。天才イチローにとっては不本意なシーズンとなったようだ。しかし、イチローのコメントは「続けることに追われることがなくなったので、ちょっとホッとしてますね」だった。
 10本に3本という確率を守ることが如何に難しいのか。7本も失敗が許されるのに、それでも難しい。ましてメジャーリーグの優秀な投手たちから研究され尽して、その上で記録を更新していくのは何と難しいことだろう。
 さてついでに確率の話であるが、女子プロゴルファーの有村智恵さんがアルバトロスとホールインワンをたった1日のラウンドでやってのけた。この確率はプロでさえ、約1千万ラウンドに1回だという。極めて稀な確率でありながら、起きる時には起きるのである。
 例の先週末に騒がせた米人工衛星の破片が人間に当たる確率が3200分の1であった。有村さんの偉業から比べれば、意外にも高い確率なのである。しかし、それが自分に当たる確率は21兆分の1である。だから、この数字からすれば敢えて心配しなくてもいいように思う。
 しかし、またしてもドイツの人工衛星が10月から11月にかけて、落下するようである。結局、米衛星はどこに落ちたのかわからなかった。こんな風に昔、各国で打ち上げた衛星が用済みとなり、次々に今後落下してくるのであろうか。そうなると誰かに当たる確率もグンと上がってしまうのではないだろうか。どんなに低い確率でもありうる現実なのである。