神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

大和撫子強し

macky-jun2011-07-09

  なでしこジャパンがやってくれました。Wカップ大会2連覇中の強豪ドイツを延長戦で1-0で征し、120分の激戦を戦い抜きました。ドイツにはこれまで1分け7敗で全く勝っていませんでしたが、歴史的な勝利です。この日、4:45AMに目を覚まし、TVをつけるとちょうど前半を0-0で終えたところでした。このチームは予選でもメキシコに4-0で圧勝する等、優勝を狙える強いチームです。ワールドランキングでも4位です。イングランドには疲労から0-2で負けたものの、準々決勝に進出し、ランキング2位のドイツとの今日の一戦になりました。
 日本が押し気味で進むものの、いっこうに均衡が破れません。延長に突入し、選手たちの疲れは如何ばかりだったろうか。延長後半残り10分で、澤から絶妙のパスを受けた丸山桂里奈がこれ以上はない形で、シュートを決めてくれました。あとはドイツの怒濤のような猛攻撃・・・。これをよく守ったなでしこ達、キーパー海堀が再三ナイスキープをしました。とても感動的な一戦でした。さわやかな試合でもありました。
何故、なでしこはここまで強くなれたのか?北京オリンピックの3位決定戦で日本はドイツに負け、4位に終わりました。この悔しさがバネになったことでしょう。以降、実力を認められた彼女たちの何人かはドイツやアメリカリーグのチームに所属し、活躍しています。丸山の様に東電所属だった選手もいます。試合開始4時間前のミーティングでスタッフが編集したスライド映像を観た。東北大震災の被災地のビデオだった。エンディングには「自分たちに今できることは何だろう」との字幕が刻まれていた。誰もが涙を浮かべていたが、なかでも号泣したのが丸山だったそうです。彼女は05〜09年の5年間、福島第1原発に近いJヴィレッジを本拠とする東電でプレーした。こうした諸々のことが今回の力につながったのだろう。
 チャンネルを替えてみると、全米女子オープンのメジャー2日目で、日本の宮里美香が-5のトップ、宮里藍が‐4の2位でOne Two finishした。とてつもない事が起きている。それにしても、大和撫子は活躍している。よく妻からは言われていますが、この国は女性でもっている国なのでしょう。