神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

渋谷「つまみや7・14」

macky-jun2011-04-15

  中学時代の友人Tちゃんと、彼が紹介してくれた渋谷「つまみや7・14」で飲む。桜丘町にある隠れ家的な店で、差しでじっくり飲むにはとてもいい所だった。ここは「つまみや」という店ながらつまみのメニューが無い。おまかせで、お通し+3品1000円、+5品1500円、+7品2000円で、家庭料理を基本にしたつまみが順次運ばれてくる。
 これがどれも美味しいのだ。お通しの煮込みを食べながらビールを飲み、野菜や魚、肉の様々な料理が出される。鯛のコブ締めがとても美味しかった。やがて我々は燗酒に替え、ぐいぐいと飲む。燗酒は3種類あるが、迷わず被災地宮城 一の蔵酒造の「掌(たなごころ)純米」600円をたのむ。
 ここのお店には本棚がズラーっとあって、本好きの人間にとってはとても気になるのだ。私のすぐ横の棚には先般読んだばかりの村上春樹「東京奇談集」が置いてあった。古本を並べてあって、読むことも買うことも出来るのだ。ちなみにこの本の売り上げと店の売り上げの2%が東北被災地への義援金になるようだ。
 たっぷり(ビール2本、燗酒8合)飲んで料理を堪能したにもかかわらず、会計は2人で9900円だった。いい気分で、このあと我々は中目黒に向かい、Nさんを呼び出した。自宅に来ないかということになり、コンビニで酒とつまみを調達した。ご主人も出てこられ、庭で夜桜を見ながらの花見宴会となった。金曜日とはいえ、酔っ払いユニットに夜襲され、さぞ迷惑だったろう。結局、タクシー帰りとなり、飲み代以上に高くついたことは言うまでもない。