娘の配属

　昨日は小金井の実家に顔を出し、様子を見に行ってきた。親父が倒れてから、ちょうど丸一年経過した。この日はデイケアセンターに通い、リハビリと遊びをし、帰ってきた処だったので顔の色つやも良く、倒れる前の父にだいぶ戻ったように感じた。母のボケは相変わらずだった。
　新宿小田急ハルクで食材と酒（鶴の友２本）を沢山買い込み、帰宅する。肉屋が29（肉）の日ということで混んでいた。さよりが７匹で590円という安さだった。活きがよく、妻に刺身にしてもらったら、とても美味しかった。ということで３人でご機嫌で食事をしていると、じきに娘も帰ってきた。
　この日は娘のU社での配属が決まる日で、我が家にとっては大きな出来事であり、みんな緊張してこの日を迎えたのだった。そういえば私はこの日実家に行った折に、氏神様の小金井神社に娘のことを祈り、お参りしてきたのだった。おみくじは大吉であった。
　機嫌良く帰って来たので、希望通りにいったのだなと思った。メールではなく、口頭で伝えたいと言っていた。辞令の紙を持ち、自分がみんなの前でされたように、「・・・店勤務を命ず」と妻に対して読み上げ、芝居をした。さる都内店勤務となった。東京出身者は地方に行くと言われていたので、すっかり地方行きを覚悟していたので、我々も既に心の準備が出来ていた。友人達は結構地方配属も多かったようだ。あとはいい店長、いい上司に恵まれるかどうかを祈っている。全て首尾よく希望が叶えばいいね。
　興奮して話をする娘の話を聞き、盛り上がった晩だった。家を出て行くとはいえ、近くに居ることになったので、私もホッと安心した。きっとしょっちゅう帰ってくることだろう。娘の会社は3/1から早くも勤務が始まる。卒業式には有休を取って、出席するようだ。袴を履きたいとごねている。
　この晩はアジアカップ決勝戦でオーストラリア戦だった。ソファーに寝転んで観ていたら、前半で早くも寝てしまい、気がついたのは延長後半の終了間際だった。オーストラリアの怒涛の攻めを何とか跳ね返し、優勝の瞬間は見れたので、まあ良しとしますか。今日はいろいろあったので疲れてしまったようだ。