神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

書斎にて

macky-jun2011-01-29

 書斎に座って窓からさす陽光を浴び、さて何を読もうか、何を書こうかと考えているのが好きである。整理されず、雑然と本棚や机の上に並べられた本の数々、散らかった文房具・・・。まるで自分の頭の中を象徴しているようだ。ラジオを聴きながら、時に好きなCDをかけ、自分の好きなモノに囲まれているのがとても気持ちがいい。
 壁一面の本、CD・・・いったい何冊、何枚あるかも把握していない。たぶん生きている間に全て読んだり、聴いたりすることはないだろう。それが妻を苛立たせる理由にもなっている。そうならば、さっさとブックオフにでも持ち込めばいいものを、もっぱら買ってくることの方が多いので、増える一方である。
 清水佑三さんの本に書いてあったが、「あきらめる能力」という言葉は耳慣れないが、実はその能力こそ決断力そのものと言っても過言ではないそうだ。ちょうどその逆が「すべてのものを捨てようとしない」であり、「いいとこばかりを取ろうとする」である。それがいき過ぎると「優柔不断」とか「煮え切らない」とかのタイプになるようだ。
 私は間違いなく後者であろう。あきらめが悪く、すべてのものを捨てられない、かつ、いいとこどりを狙う優柔不断な奴ということになる。妻からは「つまらないことに欲があるけど、肝心なことに欲がない」とよく言われる。要は「金銭欲を持って、もっとしっかり稼げ」と言いたいようです。
 「神楽坂のキャピタリスト」のはてなダイアリーブックの5冊目が配送されてきた。今回はオレンジ色の明るい本である。最初、1年分をまとめて発注したら、444ページと部厚過ぎて、本の綴じ目が充分開かない本になってしまったので、次からは半年毎に作ることにした。今回は185ページなので、毎回薄くなっていくようだ。書く頻度と一日当りの字数が少なくなっているためだろうか。
 「神楽坂のキャピタリスト」の過去本を読み返してみたら、結構面白く(自画自賛かよ)、夢中になって読んでしまいました。最初の頃に比べ、最近のは面白さで負けているかもしれないと思いもしました。初年度はずっと温めてきたものを、バーッと勢いで書いているので、たぶん書きたいネタがいっぱいあったのでしょう。その後、日々の話題だけで書いていくのでは、やはりネタ切れになります。もっとワクワクするような体験をいっぱいしないといけませんね。