神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

机の上も頭の中もグチャグチャ

macky-jun2011-01-05

  案の定、今日サッポロ黒ラベルを買ってきて飲んだら、妻に馬鹿にされたのだった。だいたい先方の反応もこちとら読み切っている。久しぶりに飲む黒ラベルは美味しかった。日頃はキリン一番搾り・ラガー、アサヒスーパードライしか飲まないので、またサッポロ黒ラベルを復活させよう。つくづく単純な男だと思う。Junの漢字は単純な”純”だと言われる。
 正月休みにくっつけ、B連という連休をつけたので、今日まで休みだった。いろいろとやろうと思っていたことは、年末年始の気忙しさで、必ずしも出来なかったが今日は少なからず動いたのだった。箪笥町役場にも行き、事務処理をしてきた。街は今日からだいぶ動きだしたようだ。明日から俺も仕事である。
 机前の山となった書類を片付け始めるが、あまりにも奔放に積み上げられた書類の山にすぐ疲れてしまう。情報に対してはとても貪欲な方なので、やたら切り抜いたり、資料を収集しては積み上げておく。しかし、分類は甚だいい加減で、取り敢えず同じ時期のものをクリアファイルに入れただけで、ただ積み上げている。だから古いモノから下から上に積み上がっているが、何処に何があるか、どういうジャンルのものが何処にあるのかさえ、出鱈目である。
 そのうち記憶は曖昧となり、その存在はとうに忘れている。こうした情報を私はブログ執筆や講義に使ったりしているのだが、まだしも使う時点で、一応頭の中では整理はされるので、グチャグチャ状態からは解放される。但し、資料自体はそのままなので、ペーパーベースではグチャグチャ、机の上は山のままである。
 以前、城山三郎氏の書斎の写真を見たことがあるが、やはり机の上は資料の山でグチャグチャであった。私の机の方がまだマシだと思ったほどだ。それを見て、安心した。確かに収集した資料を小まめに分類してくれる秘書のような人がいれば、どんなにかいいかと思う。だけど、いまやネットの検索システムがあるので、敢えて自分で資料をストックして分類しておく必要はないのかもしれない。疑問を持った瞬間に、iPhoneに向かい、Google音声検索を使い、例えば「スカイプの儲けの仕組みは?」などと呼び出せば、一応の回答はしてくれる。便利な世の中になったものだ。
 新聞や雑誌やネットに載った記事やテレビのニュースは、あくまでも思考の出発点と考えている。情報は事実(Fact)と意見(Opinion)であり、その事実が本当の正しい事実なのかは確証がない。自分が考える為の材料であり、そこから自分がどういう思考の流れを産み出せるかの方に価値がある。だから、分類などせずに資料の山となっていても構わないというロジックにどうしても傾いてしまう。またもや、妻にどやされそうである。俺の頭の中がこのようにグチャグチャで、分類されず、記憶が彼方に飛んでしまっている認知症予備軍状態だと言われてしまうだろう。いや、まさにその通りなのだ。(ちなみに写真は整理し終わった後のもので、いつもはもっとグチャグチャで高い山が築かれています。はい!)