神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

元旦の平凡な一日

macky-jun2011-01-01

  あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
新しい年があけた。とても清々しい気分で元日の朝を迎えた。昨晩は1時過ぎには寝たが、朝8時に起き、新聞と年賀状をポストに取りに行く。妻はまだ粘って寝ているので、寝床で年賀状をゆっくりと読む。1枚のはがきとはいえ、そこに個人の個性が現われ、楽しい。何となく、みんなの現況が偲ばれる。
 じきに起きてきた妻と雑煮を食べ、昼前に初詣に出かける。お決まりのコースで、地元の氏神様である赤城神社と早稲田にある穴八幡神社だ。赤城神社は今夏新装竣工され、モダンな神社として再出発した。妻は願い事がたくさんあるのか、いつまでも祈っていた。彼女はとても信神深いのだ。恒例のおみくじを引くと、妻は大吉、俺は末吉だ。新春早々がっかりするが、そんなものかもしれないと自分を慰める。2年連続で大吉であったが、その前はやはり末吉であった。だけど、何が良くて何が悪かったか、もう過去のことは忘れてしまった。だから、今年も現在のみに集中して、瞬間瞬間を楽しみながら、一生懸命生きるのみだ。
 穴八幡神社の露店で、干支の兎の置物を買う。毎年、この店で買っており、店主のお婆さんは我々のことを覚えていたようだ。赤いちゃんちゃんこを着た兎だ。昔、娘が小さい頃、やはり赤いちゃんちゃんこを着ていたことがあった。千代田寿司で持ち帰りずしを買い、帰る。
 年賀状の返事を書き、さして面白くもないテレビを観ているうちに、一日が過ぎていく。時折入る友からのメールに、返事を返す。日本中、みんながリラックスして家族と過ごしている。そんな緊張が抜けた雰囲気が伝わってきて、何とも平和な一年の始まりだ。