ブログ３周年

　ついに３年である。やっと到達したというよりも、日々思ったことを書き連ねてきたら、あっという間に３年も経っていたというのが率直な気持ちです。３日３月３年のことわざ通り、取り敢えず３年間は続けるぞという思いできました。この間、書いた文章が710篇にもなります。ざっと、年間237篇で、3日に2日の割り合いで書いてきたことになります。
　様々なリスクも考え、はてなダイアリーで半年もしくは1年ごとに、本の形にしてきました。ざっと写真のような４冊になりました。重ねると、厚さにして56ミリ、ページ数で1,041ページでした。この半年分(10/6〜）も早速発注しようと思うので、５冊になります。文庫本や新書にすれば、ざっと12冊分くらいにはなりそうです。日々、少しずつでも書きためてくると、私のような凡人でも厖大な量の文章を書けるのだと感心してしまいました。
　こうしてみると、３年間で12冊分の本が書けるとすれば、中味の「質」の問題は度外視して頂いて、ちょっとした作家やエッセイスト並には、こと「量」という点では書いているなということになります。
　さて、３周年の総括ということもあり、内容の分析を少ししてみたいと思う。カテゴリー別に多く書いたものから並べると、VC６６、哲学文学５７、本５２、経済５０、映画TV４６、その他４６、社会４２、思い出３９、店・酒３８、スポーツ・オリンピック３８、音楽３７、日記３５、野球２７、山・旅２６、地理歴史２０、神楽坂考１７、職１７、ゴルフ考１４、PC１４、美術写真１０、食９、バレエ８になります。
　タイトルがキャピタリストブログなので、VC（ベンチャーキャピタル）がかろうじてトップを守りました。VC・経済・社会・職という硬派なテーマが併せて１７５、スポーツ関係７９、音楽・映画TV・美術写真・店・酒などの軟らかいテーマが１３１、哲学文学・本・地理歴史・神楽坂考・山旅・バレエなど趣味的テーマが１８０、・・・。まさに雑多な内容のブログです。この雑多なところが私自身でもあります。
　実は、私のブログを妻は読みません。本になった「神楽坂のキャピタリスト」を薦めると、「私は貴方が亡くなってから、故人を偲んで読むから今はいいです。」と手にもとらない。「お前の知らない俺の考えていることが深くわかるぞ。」と言っても、「貴方の考えていることは大体わかってるから。」とにべもない。馬鹿にされているようでもあり、私に関心がないとも言えるが、満更そうでもなさそうだ。私はお釈迦様の掌の上で遊ぶ孫悟空のようなものかもしれない。私の行動や思考は先回りされてお見通しのようだ。
　城山三郎氏の御子息の杉浦氏によれば、奥方も夫の本は読まなかったという。大作家を引き合いに出すのは甚だ失礼なことであるが、妻がいっさい読まないというのは私にとって救われている面もある。仮に読まれたら、自由に好きなことも書けなくなるだろうし、妻にとっても気になることも多々あろう。そんな妻の賢明さに感謝している。
　「取り敢えず３年は続ける」という中間目標は達成できたので、いつ止めてもいいとも思ったが、次は１０００篇を目標にしてみたい。日記を書くように、すっかり日課になってきたが、このブログを読みに来てくれる皆さまのお蔭であると思っている。それを励みに書いている。私は日々思ったことを書いていくだけだが、飽きない限りお付き合い頂ければ、とても嬉しい。これからも宜しくお願い致します。