神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

ミネラルって何?

macky-jun2010-10-20

 今日のCSシリーズ第1戦はペナント通りの戦い方で、中日が5−0で巨人に勝った。初回に連打で4点取り、これでいけるなと思い、会社を出て、あとはチャンスはありながら点は獲れず、一方で獲られずの攻防が続いた。終わってみれば、先発のチェンが無失点に抑え、あとは必勝リレーで高橋ー浅尾ー岩瀬と回毎に替わり、先ずは完璧な勝ち方であった。中日は名古屋ドームでの巨人戦は目下9連勝中で、今シーズンの通算でも10勝2敗と圧勝している。しかし、巨人の阪神とのCS1st Stageの粘りを見ると、決して油断はできないだろう。まあ、明日も明後日も応援するが、早めに決着を着けてほしい。
 昨日、面白い人にあった。元々、私のように金融の世界にいた人なのだが、東大農学部出身で、農業経済を専攻し、マル経なんかを勉強していた人である。農学出身ゆえに環境・農業・食をライフワークとして考えていて、これまでいたファンド会社を辞め、独立された。のっけから彼の話は、理科の授業を受けるようで、とっても新鮮だった。
 この世では、大気、水、土壌の順番で大事であり、これらが環境・食料につながっていく。6大栄養素の中で、人間の体にはミネラルが大事であり、このミネラルは土壌の中の細菌活動から生まれる。ミネラルは人間の体から毒素を排出する機能を持っている。また、酸化した体を還元(アルカリ化)する力を持っている。すなわち、人間の体をありうべき正常な体に戻す機能を持っている物質であるらしい。
 現代の食品は化学物質を使っており、自然産物たる野菜もここ数十年は化学肥料を使った土壌から育っているので、既に養分を土壌は失っており、野菜も栄養分を持たない偽物になってしまっている。化学物質が蓄積された体で、ミネラルを摂取しないと、いずれ病気になってしまう。
 ちなみに栄養素としてミネラルという物質がよく使われるが、いったいどんな物なのかわかっていなかったので、調べてみた。ミネラルとは直訳すると「鉱物」のことですが、一般には私たちの身体を構成する元素(=生体元素、生命活動に必要な元素)のことをいいます。
 地球上には約100種類の元素があり、身体の約96%は炭素・窒素・水素・酸素の4元素(有機物の構成要素)で構成されていますが、その4元素以外の全ての生体元素を総称してミネラル(無機物、微量元素)と呼んでいます。私たちの身体を構成する細胞も多種類のミネラルで構成され、代謝活動でも中心的な働きをしています、とネット上では説明があります。そうか、と昔なんとなく習った気はするけど、全くの文系である私はえらく感心してしまった。
 彼いわく、食料も国際経済もサステイナブルでなくなってしまった。だから、後半生はその関わりの中で、事業支援をしていきたいと考えておられるようだ。VC業務というか、金融ビジネス全般にいえるのだが、文系理系関係なく、あらゆる知識が要求される。その度に、学生時代の不勉強を反省するのだが、学ぶのは何時からでもできる。必要に迫られた時が学ぶ時でもあり、無知を嘆くよりも、学ぶ機会にありつけたと悦んでいる。