神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

 恩師の70歳を祝う会

macky-jun2010-09-12

  伊豆熱川から帰ってきました。中学野球部F監督の70歳を祝い、先生ご夫妻と愛犬2匹(秋田犬リキと柴犬ココ)をご招待し、メンバーが全国(熊本、名古屋、東京)から集まりました。
 11日(土)、東京駅から特急「踊り子号」に乗ったが、昭和を想わせる昔の列車なのだ。おまけに車内サービスも来ない。向かい合わせの座席は間も狭く、飲み物を置くテーブルすらない。そんなレトロな列車だ。
 一方、帰りの「スーパービュー踊り子号」は高い展望座席からの見晴らしも良く、窓面も上部の角まで広く、座席やラゲッジ棚も飛行機のようで、とってもゆったりとしている。車内サービスでは生ビールまで飲めるのだ。ちなみに行きの列車では2本ずつビール缶を買い込んだが足りず、熱海から乗ってくるT君にメールを打ち、冷えたビールを買ってくるようにわがままな車外サービスを頼んだ。旧友との旅はどんなに不便だろうと楽しいものだ。
 宿泊地は先生の愛犬も一緒に泊れる宿をと探した処、グランドペンション「ZORO」を幹事のK君とW君が見つけてくれた。ここは9年前まで野村證券の保養所であった。所々、企業保養所らしい造りがあり、とても懐かしかった。というのも、節約旅行主体の私は専ら銀行の保養所があった伊豆逢の浜、箱根、那須志賀高原・・・を転々としていた。名古屋に住む女子ソフト部のF女史から、差し入れとして芋焼酎2本・つまみ等が小包で届いていた。温かいお心づかいがありがたい。
 2年前にも会った柴犬ココは探検好きで、館内を隈なく見学していた。まだ7カ月ながら既に大きな体の秋田犬リキは、さすがに若者でやんちゃだった。血統書付きの足がまっすぐに伸びた優美な逞しい体をしている。彼を鍛えて、犬の品評会に出したいと仰られていた。70歳の恩師がこれから10年以上体の大きい秋田犬と附き合っていく覚悟。さすがに恩師も逞しい。
 温泉に入り、夕食会に。刺身舟盛り附きの食べ切れないほどの御馳走を食べながら、それぞれ近況報告をし、昔の野球部時代の話で盛り上がりました。私の投球にも言及され、「お前は地肩が強かったから球はめっぽう速かったけど、コントロールがとても悪かった。体の柔軟性に問題があった。もっとストレッチを教えなければいけなかった。」いやいや、監督!もっと早く教えてくださいよ!もっぱら走り込みばかりしていました。確かに体は硬く、そこに問題があったとは・・・。
 話題は幅広く展開したので、ここではとても書ききれません。先生が休まれた後も、幹事K君が作ってくれた同窓会写真集や旅のしおり(中学生みたいでしょ!)を酒の肴に、2時近くまで部屋で飲み続けました。その後、隣の部屋ではW君の激しいいびきに悩まされ、眠れなかったようですが・・・。我々はぐっすり眠り、朝風呂もすっきり浴びました。わずか1泊ですが、とてもいい余韻を残し、ご機嫌な旅でした。また、みんな元気でF先生を囲んで集まりたいものです。