神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

旧友と会って思うこと

macky-jun2010-08-27

  高校の仲間と4人でいつもの「まだん」で飲んだ。外資系企業を渡り歩き、現在は大阪の某テーマパークに勤めるK野君と、某大手電機会社に勤めるK藤君と、私と同じグループ会社にいるI君である。K藤君とじっくり話をしたのはおそらく卒業以来なので、34年ぶりだ。ほかの2人とは度々会っているので、目新しくない。我が校は2・3年のクラスが一緒で私はH組であったのだが、その集まりはゴルフに行ったり、野球を観に行ったり、結構あり、しかも女性も集まることが多いのだが、昨日の集まりは高校1年の時のG組の仲間だった。
 何とかこの1Gの仲間で集まろうと、連絡がつく者には声をかけたのだが、結局集まれたのはこの4人であった。K藤君がみんなの連絡先をかなり把握しているようなので、次回にはもっと大きな集まりになりそうである。消息がわからない仲間もいるし、みんなの最近の状況もあまりわからなかった。
 卒業してから34年も経っていると、仕事でも家庭でも、いろいろなことがあり過ぎて、なかなか簡単には総括できない。いいことも悪いこともいっぱいあった。いまいい人も悪い人も、この後どうなるかはわからない。昔のようにいまこのポジションにいるから、もう一生安泰だということなどありえない。一寸先は闇であり、1年後も、まして10年後もどうなっているかなどわからない。サラリーマンだからそんなことを考えるのだけど、独立した事業者であれば当たり前のことだ。
 旧友に会う楽しさは、友の生き方を見て、自分の現在のポジショニングを確認し、今後の生き方のヒントを貰えることだろう。人それぞれ、家族の構成も、親の状態も、職場におけるポジションも、資産背景や金繰り状況も、違う。今後したいと考えていることも違う。あまり何も考えていないかもしれない。唯、友と会うことで見えてくる自分自身というものの再発見こそが楽しいのに違いない。