神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

菅直人内閣誕生

macky-jun2010-06-08

  今日は日帰りで静岡方面の出張に行ってきた。品川駅でお気に入りの貝づくし弁当を買い、11:10発ひかり号に乗り込む。出張をする機会はあまりないが、たまに行く出張は気分転換になり、とてもいい。何より乗っている時間は電話もかかってこないし、誰にも邪魔されない自分の時間を持てるのが嬉しい。
 本日、菅直人内閣が誕生した。民主党2人目の首相であるが、就任が決まった時の菅の嬉しそうな顔が忘れられない。鳩山があんな感じで去って行ったが、彼は宰相についに昇りつめた歓びを隠そうとはしなかった。正直な人だと思った。東工大を出て、歴史的な女性政治家の市川房枝さんの選対委員長を務め、その後自身も選挙に挑むが3連敗を喫する。久々の2世3世政治家でない、庶民派・市民派政治家の誕生である。
 私が高校時代に通学途中の武蔵小金井駅前で、菅直人と握手をしたことがある。上下真っ白のスーツを着ていた。彼もまだ20代であり、初出馬の選挙であったかもしれない。鮮烈な印象があった。彼は小金井市三鷹市武蔵野市を地盤としていた。
 鳩山政権から菅政権に変わった途端に、国民の支持率が10%台から60%台に上昇した。国民感情は移ろいやすい。今度はせめて1年の壁を破って、2年3年と続いて行って欲しい。国民もじっと内閣の成果を待つ姿勢も大事である。そんな簡単に成果は出ない。国民の人気取りばかりするポピュリズムの政治家ももうたくさんだ。批判ばかりするのは誰にでもできる。温かい目で見守ってみようではないか。