神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

 一人の昼食

macky-jun2010-03-02

  大江戸線上野御徒町駅の産直ショップで千葉県産のブランド落花生ながら、「はね出し」(=型崩れ不揃い品)ということから、250gが450円という安さだった。その些か形は悪いけど、味はとても美味しい落花生をボリボリ食べながら、芋焼酎を飲みながら、部屋のPCに向かっている。音楽は友人から贈られた「古武道」だ。平凡だけど、まさに至福の時である。
 今日の昼は「江楽」という新橋駅近くの昔ながらの中華料理屋に一人で食べに行く。この昔風のノスタルジーに溢れる店が気に入り、一人の時はよく来るのだ。いつもは若い仲間とワイワイ昼飯を食べに行くのだが、たまに一人静かに食べるのもいい。一人だと思考の整理ができる。誰かと一緒にいて、会話をしていると、頭は深い活動をしていない。
 この店には中高年の男性客が多いのだが、私のように一人でやってくる客も多い。その人たちが皆、何をやっている人たちなのか、午前中、どんな仕事をしていたのか、つまらない空想をしてみるのも面白いのかなと思った。
 昔「ワーズワースの冒険」という番組があり、英国の、上質な、ゆったりとした雰囲気の中で、細部をしっかりと詰めていく構成が好きだった。世界中の、歴史的ないろいろなものに関心を示し、まさに中高年向きな、生活を楽しむという感じがとてもよかった。そんなことを何故か、ふいと思い出したのだった。日々の生活の中で、ホッとした時間や空間を見つけられるのも楽しいものだ。そんな平凡な楽しみを追求していきたい。