パソコンと人間

　10日振りに私のノートPCが戻ってきた。HDDと冷却ファンを新しく交換して、新品同様になって帰ってきたのだ。だから、ネットやメール（Outlook)設定を全く新しくやり直さなければならなかった。だけど、中身は何もないので、動作はだいぶ軽くなったようで、サクサク動く気がする。費用はHDDの交換に5万円もかかり、総額6万5千円もかかったのだが、購入時にヨドバシカメラの5年間保証を付けておいたので、全て無償での修理となったのだった。だけど、これは1回限りしか使えないので、購入金額の5％を使い、この特典を付けておくのが得かどうかはわからない。
また昨日は今使っているKDDIのFTTHのサービスが機能アップするとのことで、工事の下見に来たのだった。光ファイバー（FTTH)を入れたのはかなり早いほうで、既に８年になる。今回、光プラスからギガ得プランに替わるということで、契約も更新した。何でもNTTとの共同回線を撤去し、専用線を入れることにより、速度が従来の100Mbpsから10倍の１Gbpsになるとのことらしい。おまけに毎月の利用料まで安くなるとのことで、結構ずくめな話である。それだけ、競争が激化しているとのことでもあろう。
　PC周りのことで時間をとられることが増えている。頭の中がいっぱいになって、うまく回らない頭脳をHDDを交換することで、いったん空にしてまた動きをよくしたり、大動脈となる光ファイバーの流れを太く、より早い流れの線に替えたり、まるで脳の問題や心臓（狭心症や心筋梗塞）の患者の血管を拡げるような話です。PCは人間の体にたとえられるのではないでしょうか。私の周りは、両親もPCも故障だらけです。PCのように簡単に修理できればいいのですが、人間ばかりはそう簡単にいかないのが悩みです。