神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

 笑う門には福来る

macky-jun2010-01-11

  昨日は中学野球部の新年会であった。ここ2年ほどよく集まるようになった我々は、昨年と同じ1/10に新年会をすることにした。ただ集まって宴会をするだけでは能がないので、先ずは遊ぼうということで、バッティングセンターかボーリングでもしようかと考えた。野郎だけで遊ぶのも芸がないので、女性も集めることにした。50代の大人の我々は楽しく遊びたい。
 結局、私自身は企画に参画して幹事のモンタ君のサポートをしてきたものの、親父が突然倒れてしまい、大変な事態になってしまった。そんな中で、球ころがしをする気分にもなれず、ボーリングには不参加。だけど、ここ2日間のモヤモヤした気分からは何とか脱出したかった。昔の仲間とワイワイやる中で、気持ちを立て直したかった。だから、宴会には参加したのだった。
 場所は都立大学お好み焼屋「トキヲ(朱鷺を)」、中学の一年先輩でサッカー部だった西村さんが経営するお店だ。かつて私の家はこの近くにあった。自由が丘に行くことはよくあるけれど、都立大学で降りることは殆どない。だから、とても懐かしい街並みだった。行きつけの理髪店や金魚を買った瀬戸物屋や写真屋や花屋はそのままあった。小学校同級生の家の魚屋や八百屋はもう店がなかった。街並みももうだいぶ変わってしまった。私の家は銀行の社宅だったのだけど、もう数年前に取り壊され、マンションに変わっていた。ここに暮した頃、父も母も若かった。俺たちはもちろんまだ子供だった。昼間、あんなことがあったので、昔、家族と暮した街に降り立って、妙に感傷的な気分になった。
 集合時間には早かったが、ボーリングを終えた仲間は既に到着していた。宴会だけ組も含め、計13名(男7名、女6名)の大新年会になった。西村先輩がご夫婦で切り盛りされているお店を、この日は貸し切りにして頂き、大いに盛り上がった。先輩ご夫婦の温かい人柄を反映したお店は、料理も美味しく、とても居心地のいい空間であった。「トキヲ」には同期生を始め、中学仲間がよく集まるらしい。西村先輩とは卒業以来だったが、昔よりはふっくらされたが、面影は昔のままで、気のいい人柄も昔のままだった。共通の中学仲間の情報を交換しつつ、感覚は中学時代にすっかりタイムスリップした。
 途中から食べるよりも騒ぐ方に熱中してしまった俺は、席を行ったり来たりしながら、沈んだ気分を吹き飛ばすべく、よけいにはしゃいだ。途中、他の同期生からの電話も次々と入り、盛り上げてくれた。iPhoneを使った写真をトリミングし、龍ちゃんとOさんのラブラブの怪しい写真を加工して、みんなで大いに笑い転げた。この遊び方は大いに使えると思う。笑う門には福来る、そんな言葉がぴったりな新年会に相応しい盛り上がりでした。