神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

 最後の授業

macky-jun2009-12-19

   昨日(12/19)は大学院の最後の授業だった。春からの全14回、あっという間だった。この間、本を3冊「道具としてのファイナンス」(石野雄一)「入門ベンチャーファイナンス」(水永政志)「MBAバリュエーション」(森生明)を輪読し、ケーススタディーも4事例やった。生徒はとても勉強熱心なので、私が当初予定したカリキュラムを上回るスピードでドンドン進んだのだ。この日は少し早く切り上げ、生徒と早稲田の学生の間で有名な「メルシー」に行き、ラーメンを食べ、軽くビールを飲んで、課外授業とした。若い彼らには今後どんな未来が開け、夢が実現されていくのか。いろんな壁が待ち構えているだろうが、向学心旺盛な彼らは真直ぐに乗り越えていくだろう。何年か後に教え子に会ってみたいものだ。
 私が今まで教わってきた、学校時代の多くの恩師も、おそらくそんな気持ちを抱きながら、僕らを送り出してくれたのだろう。久々に会う、既に50歳を超えた生徒に再会する気持ちはどんなものだろうか。特に、幼稚園や小学校の先生ほど、楽しみはあるのではないだろうか。しかし、なかなか幼少年期時代の先生にお会いできる機会というのはない。私の場合でも、小学校5・6年担任だったT先生に数年毎の同級会でお会いするのみだ。私の場合は転校したせいもあるのだが、卒園・卒業以来、幼稚園や他の小学校の先生とは残念ながら、全くお会いしたことがない。皆さん、もうすっかりいいお歳になられただろうが、どうされているのだろうか?