忘年会本番

　　 昨晩は大学WV部の仲間と忘年会で集まった。新宿西口のかつて働いていたことのある支店の界隈、ヨドバシカメラのあるごみごみとした飲食街の一角にある、北の家族だった。学生の飲み会で選ぶような居酒屋で、4500円の飲み放題コースだった。その学生時代にさんざん飲んだクラブの仲間が8人集まったから、あたかもタイムスリップしたかのようだった。
　不思議なものだが、同じ時間と場所を共有したものが集まると、空気は昔にワープする。それが同窓会や昔の仲間飲みのよさであろう。タイムワープする中で、自分も若返ることができる。現実から少しだけ離れることができる。
　流石に師走も中頃、金曜日の晩とあって、新宿は物凄い人出だった。今年の忘年会のピークは11、18、22日らしい。ピークの一つ目の山とあり、二次会の場所が確保できるかと難儀したが、福岡勤務から異動で戻ってきたばかりのK君が知っていた「老辺餃子館」に行く。駅前雑居ビルの２階だったが、店内は奥に広く、また、この店の蒸し餃子がなんとも美味だった。熱い招興酒ととてもマッチしていた。おまけに、一人1,500円という安さだった。
　実は今日もこれから高校のクラス仲間と忘年会である。しかも、場所も昨日飲んだ新宿西口の同じ界隈。二次会に困ったら、みんなを誘って、また蒸し餃子と熱い招興酒といきますか。