首のコリ（その2）

　　1ヶ月程前に首のコリで苦しんでいるという話を書いた。依然、治らず困っている。理由は眼だとか、肝臓だとか挙げてみたが、所詮、医師でもないし判りよう筈もない。相変わらず、毎日PCとはじっくり付き合っているし、酒とも縁が切れることもない。睡眠もけっして多い方ではない。だから、改善しようもないのかもしれない。
　土曜日に、首がコッて困るんだという話をしたら、中国からの留学生の生徒が磁気リングとかネックレスとかしたら、どうですか、と教えてくれる。どちらが教師か、わかったもんじゃない。なるほどと思った俺は、隣のMくんが首にそのような輪っかを巻いていたのを思い返した。彼の使っているのは、石川遼くんが宣伝する「Colantotte」のアクティブ・ワッフルネックという製品だ。大阪のアーク・クエストという会社が作っており、「コラントッテ」という商品名も、さすが大阪というノリです。
　所謂、磁気健康ギアの一種であり、血行を改善し、コリを緩和してくれる。コリのメカニズムというのは、まず筋肉が緊張し、収縮を繰り返し硬くなる。筋肉内の血管を圧迫し、血行を悪くするので、血液流量が低下し、筋肉が酸欠状態になる。そこに乳酸などの発痛物質が現れ、筋肉内の神経を刺激し始めます。そこで起こる痛みこそがコリなのです。これを放置しておくと、痛みによりさらに筋肉が緊張し、コリの悪循環に陥ってしまうらしい。（製品解説から）
　Mくんは偏頭痛と肩のコリで悩んでおり、3年前からこのリングと磁気を入れたシャツを着用し、治ったようです。早速、仕事帰りに有楽町ビックカメラに寄り、3,200円の首輪を買ってきました。まるで、ワンちゃんのようです。目立たぬようLサイズの長い、水色の首輪を買いました。たまたま見つけてしまった人はからかわないで下さいね。