神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

PC修理教室に参加して

macky-jun2009-09-22

   今日は一昨日の新聞折り込みチラシで見つけた、パソコン修理教室に行ってきた。通常、参加費は1,000円かかるのだが、親子で参加すると無料になるとのことで、娘を引っ張り込み、一緒に参加することにした。我が家はPCに弱い人ばかりなので、自分のノートPCを持ったことを機会に、少しは強くなってもらいたい。
 バイトが終わった娘と飯田橋駅そばで待ち合わせ、歩いて10分程の会場へ向かった。参加者は20数名で、座席は満席だった。一人に一台PCがあてがわれ、パソコンの構造を学んだ。CPUが頭脳で、メモリが机の上の作業場で、HDD(ハードディスク)が引き出しである。HDDはIDESATAと2形式あるが、処理速度の速いSATAが主流に。HDDの寿命は5年であり、定期的に交換の必要がある。PCの故障依頼ランキングでNo1が液晶パネル交換、No2がキーボード修理、No3がHDDの修理だそうである。この教室は「ノートパソコンお直し隊」というPC修理業者の企画であった。青い画面が出たり、「Operateing system is not found」と表示される場合はHDDの交換が必要であるという。ということで、この日の目玉はHDDの交換修理を実地体験することである。
 HDDの交換自体は極めて簡単だった。ノートPCを裏返して、ネジを何回か外し、新しいHDDと交換し、リカバリソフトで新しくWindowsのOSを入れ直した。故障の予防方法として、外付けHDDにバックアップを取る習慣をつける。振動を与えない。PCの近くに飲み物等液体を置かない。きれいにクリーニングする。特にエラーが多くなったら、バックアップを取った方がいいと強調していた。
 HDDは容量が多いほど無理がかからないが、機種によって上限はある。HDDの交換修理代は部品代+作業料が約2万円と結構するが、メーカーに頼むともっと高いらしい。PCを廃棄するときのHDDからのデータ消去は専用ソフトを購入し、完全消去するか、物理的にHDDを破壊してしまうかのどちらかである。
 1時間40分の短い教室であったが、PCハードに一歩踏み込めた気がした。私はその足で秋葉原に向かい、早速外付けHDD(IOデータ製)1.0テラバイトを12,800円(プラスポイント15%)で購入した。内蔵HDDのパーツは1TBで14,800円もしていた。PCの技術革新は速く、生鮮食料品とも言われている。モノを大事にする気持ちから修理して使うのがいいのか、そっくり買い換えてしまうのがいいのか、悩ましい問題である。CPUも次々と演算速度の速いものが産まれ、メモリもHDDも大容量化しているのを考えれば、その時々の新しい高性能なモノを買い換えて行った方が、最終的には経済性にも優れているように思えた。