気分はアジアンリゾート

昨日(20日）は日曜日の日課で午前中はジムに行く。自転車に乗り、風を切って走るのが気持ちいい。空気が乾燥しており、暑くも寒くもない気候であり、過ごしやすい。1年中、こんな気候ならありがたいが、蒸し暑いときも底冷えのする寒いときもあるから、よけい嬉しく感じられるのだろう。日本の四季を愛でつつ、日本に生まれてきたことの幸せを感じる時だ。
　この日の朝早くというか、夜中の2時に妻と息子は借りてきた車で、長野へと旅だった。途中、美ヶ原とか遊びながら行くようであり、高速1000円による大渋滞を警戒してか、異常に早く出て行った。留守番組の娘と私はそれぞれ気儘に過ごしている。昼飯はカップラーメンで済ませた。晩飯は近くの回転ずしに行って、二人で14皿食べ、燗酒1本と汁椀２杯で、2,555円だった。ここは美味いと評判の店で、普段の土日は待ち客が多いのだが、この日はさほど待たずにすんだ。回転ずしの市場も競争が厳しいので、サービスがどんどん高度化して、昔より美味しくなっているように思う。娘と二人きりで外食したのは何年ぶりだろうか。
　今日(21日）も少し寒いくらいの爽やかな朝だ。妻から言われていた朝のゴミ出しをうっかり忘れてしまうところだった。８時頃来る収集車になんとか間に合う。ゴミ袋が見つからなかったり、不燃ごみと生ごみはどうしたらいいか判らず、結局、普通ごみのみ出す。前の日から準備しておけばと思った。普段、何もしていないのでこんなことも判らない。娘は朝早くからバイトに出かけて居ないし、一人でバタバタしている。洗濯をして、食器洗いをして、食事をして・・・、当たり前に生活することに結構時間は盗られるものだ。
　しかし、誰もいない我が家の書斎机に向かい、珈琲を飲みながら、先日ブックオフで買った「New Asian２」というrelaxing AlbumをBGMに、これまた最近仕入れた本を並べ、どれを読もうか、と悩むのは気分がいい。チェン・ミンの二胡、ウー・ファンの古箏、ルルティアのインド竹笛・・・。肩の力が抜け、何をしてもいいし、何を思考してもいい、時間があるというのは何とも贅沢な気分である。予定は何も入れていない筈だったけど、あれをしたい、これもしなければと次々とアイディアが思い浮かぶ。目を閉じると、すっかり気分はアジアンリゾートで、プールサイドで新書本を片手にまどろんでいるようだ。能天気で、とっても経済的な自分に感謝です。