神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

裁判員裁判始まる

macky-jun2009-08-05

   夏の暑さのせいだろうか。おかしな事件が巷に溢れている。昨日は芸能界ネタではあるが、押尾学が麻薬所持で逮捕され、女性の不審死が絡んだ。しかもマネジャーに任せ、本人は逃げてしまったので、男としても最低野郎だ。奥さんの矢田亜希子はどうするのか?また、同じ日に酒井法子のりピー)の自称プロサーファーの旦那が同じく、麻薬で捕まった。自称プロサーファーって、いったい何者だ?そんなんで飯食えるのか?プロサーファー協会の名簿にも登録がないってことは、そいつは単なる「遊び人」じゃないか。何でのりピーのようなしっかりした女性がこんな奴に引っかかってしまったのだろう?そういえば、最近のりピーはよくテレビにも出ていた。旦那が稼げないので、ひたすら仕事をしていたのだろうか。何故か我が妻は真剣に怒っていた。
 それにしても心配なのは、その逮捕の現場にのりピーは呼び出され、それから行方不明になってしまったことだ。何でも今日、山梨県身延山で携帯電波が確認され、以降、足取りが掴めていない。とても、不安な気がする。のりピーはとても潔癖症で、自分に厳しい人間らしい。とても不安だ・・・。地図を見ると、富士山麓の青木が原樹海も近いではないか。杞憂であって欲しい。いずれにしろ、情けない旦那に美人のしっかりした子持ちの奥さんが苦労するという構図だ。
 一昨日は私の職場の近くの新橋でも、嫌な事件があった。耳掻き屋に勤める若い女性21歳が、祖母とともに41歳のストーカーの男に刺されてしまうという事件で、祖母は亡くなり、耳掻き屋の女性も重体だという。この41歳独身男は月30〜40万円も払い、耳掻き屋に通い詰めていたようだ。そんなに耳くそって溜まるのだろうか?きっと、女性に縁のない寂しい男が、優しくサービスされ、真剣に入れ揚げてしまったのだろう。おまけに店を出入り禁止になって、ストーカー行為につながり、人殺しをしてしまう。甚だ不条理である。上記芸能人2人も含め、何でこんなことになってしまうのか。よくわからない。
 そんな折に、今週から全国第1号の裁判員裁判が始まった。裁判には無縁だった一般人が最終的に6人に絞られて、足立区で起きた隣人殺害事件を審理している。当初は緊張していた裁判員も、3日目となった今日は活発に質問が為されたようである。第一号とあり、仔細に報道され、俄然注目を浴びている。今後、審理に参加する市民は年間1万6千人を超す見込みであるという。市民が法や犯罪を真剣に考えるいい機会になるのではないか、と私はポジティブに受けとめている。米国の映画「12人の怒れる男」で描かれた陪審員制度が現実のものとなった。日本の人気作家によるパロディー、無罪じゃつまらないと無理やり有罪にするブラックコメディー「12人の浮かれる男」(筒井康隆作)や多数派にすぐなびく陪審員付和雷同ぶりを皮肉に描いた「12人の優しい日本人」(三谷幸喜作)のようにならないことを祈る。