(10)-藍ちゃん、おめでとう-

今日はとても暑い一日だった。だけど、朝から嬉しいニュースが舞い込んできた。宮里藍ちゃんがフランスで開催されたエビアン・マスターズに優勝した。渡米4年目での悲願の米ツアーでの初勝利だった。日本では鳴り物入りでデビューし、順調に13勝も優勝を重ね、21歳で早くも渡米する。しかし、米ツアーではなかなか勝てなかった。ワールドカップ第1回大会で北田瑠衣とペアを組み、優勝した以外は、3位が最高だった。あの藍ちゃんでも勝てないんだと、米ツアーの難しさをあらためて感じた。
　2007年にはスランプに陥り、苦しい時間を送った。「すごい昔のことのような気がする。現実を受け入れることに葛藤があったが、プロとしてのプライドを失うことはなかった。人間的に成長できた」と語っている。いまの時代、ビジネスでスランプを感じている人は少なくないと思うが、自分を照らしてみても、勇気を貰える言葉だと思った。やはり、若くても大きな夢をかなえる人の思考、言動は違う。24歳の藍ちゃんに学びました。
　ほかの日本人選手に祝福されている姿も、微笑ましくてよかったです。