神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

サントリービール工場見学に

macky-jun2009-07-25

   昨日(25日)はとても忙しくも充実した一日であった。午前中は若松河田にあるゴルフ練習場に久々に行った。いつ以来の練習だろうか?1年、もしくは2年だろうか。持っていた回数券はH20/7/21に既に期限が切れて、1年以上経っていた。40YD程の鳥籠練習場なので、打った球の軌道はわからないのだが、球の勢いは確認できる。かつて今の東新宿駅近くに、日本テレビゴルフガーデンという最大180YD打てる大きな練習場があった。私は専らここで練習をしたのだが、熱中していた20代後半から30代の頃は毎週末のように通って、ひたすら球を打っていた。芝のプリンスゴルフ練習場も閉めてしまった。都心部には神宮第2球場とここ(コーワゴルフ)位しか練習場は無くなってしまった。そもそも久々に練習に行ったのは、8月初旬に高校時代の友たちと初めてラウンドすることになったからだった。担任のK先生がゴルフをやろうよとの発声で、万年幹事のMくんがアレンジしてくれたものだ。ゴルフ歴だけは長いので、あまり恥ずかしい姿は見せられない。
 家に帰り、シャワーを浴び、昼飯にちゃんぽんを食べ、京王線分倍河原駅に向かった。この日は大学OB会組織の調布・府中支部の主催で、サントリービール工場見学に行くことにしていた。実は父も同じ大学の出身であるが、小金井支部に所属して、熱心に活動をしているようだ。近くの支部に声がかかり、父はいつも出席しているので、今回で数回目になるのだが、今回は私も出席することにしたのだった。駅を降り、ロータリーで待っていると、程無くしてウォーターブルーのシャトルバス迎えに来てくれた。それに乗ってわずか5分で到着。ユーミンの「中央フリーウェイ」に出てくる有名なビール工場が、このサントリー武蔵野ビール工場である。高速を下って、「右に見える競馬場、左はビール工場、この道はまるで滑走路 夜空に続く」である。
 今では地ビールを除けば、都内のビール工場はサントリーのみである。今では恵比寿ガーデンヒルズというお洒落なエリアとなった、サッポロビールの恵比寿工場とか、○○○のような金色の奇妙なオブジェの建っている、アサヒビール吾妻橋の工場とか、今はいずれも本社になってしまったが、その昔は都内にも各社の工場があった。環境規制が厳しくなったのと、リストラが原因で、都内のビール工場は無くなってしまった。そういうことでも貴重な、最後に残った工場である。
 80名近くが参加、ざっと製造工程順にガイドの女性が丁寧に案内してくれる。原料→仕込→発酵→貯酒→ろ過→缶詰という工程である。特に、原料となる天然水、大麦(麦芽)、ホップの3つが大事である。これまで、ホップに馴染みがなかったが、特有の香りと苦みの元になる、最後の味付けのようなものだ。国内でも、北海道や北の方では産出するが、当社の場合はビール本場であるチェコ産とドイツ産のホップを使っているとのこと。
 見学を終え、ホールで当社自慢の「Premium Malt's」を飲む。ビール工場で飲む、生のビールは格別だ。まして、これだけ暑くなってくると、ビールが何より美味い。この時期、ビールに勝る飲料は無いのではないだろうか。同門のサントリー現役社員の方たち23名が迎えてくれ、ビールをもてなしてくれた。我々のテーブルには入社5年目のI君、2年目のKさん、私の同期S57年卒のK氏がお相手をしてくれ、楽しかった。社員の方たちはキリンとの経営統合をどう受けとめただろうか。
 父とは府中駅のホームで別れ、新宿小田急ハルクで、妻から指示された食材をたくさん購入し、7時ころ家路に。金・土と神楽坂祭りをやっており、見物に行く。毎年、人が増え、道から溢れそうであった。お囃子や太鼓の勇ましい音で、阿波踊りの熱気。毎年、元気を貰える夏祭りである。