神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

 友のNY留学日記

macky-jun2009-04-05

  今日はいつも通り、ジムに行くべく、外堀の桜並木を愛でつつ、のんびりと歩いていき、到着するとなんと休館日。そうだ、5日と15日が休みであった。しょうがない、ということで花見に方針変更。ゆっくりとデジカメで桜の写真を撮りつつ、堀端の水辺まで下り、十分楽しんできた。
 図書館に寄り、妻から頼まれた買い物をスーパーで済ませ、ザックも背負ってるのに両手にいっぱい持ち、帰る。北朝鮮は11:30AMに2発の飛翔体(何でこんな表現を使うのだろう?ミサイルか人工衛星なのか。)を放ち、既に日本上空を飛び越え、太平洋上に落下したらしい。まあ、無事でよかったけど、甚だ不愉快な国だ。外国へのミサイル販売のデモンストレーションというか宣伝ではないか、と言われている。奴らとしてはまずはうまく行ったということなのだろう。
 やることは山ほどあるというのに、図書館に行くとまた好奇心が湧き、何冊か借りてきてしまう。今、借りている本もまだ読んでいない。買った本も机の上にうず高く積み上げられている。読むという行為に、最近は時間を使わなくなったので、一向に片付かない。一方で、本好きな性格は変わらないので、未読の本はどんどん増えて行く。
 昨日に続いて、全日本選抜柔道体重別選手権が始まった。昨日は塚田真希が7年ぶりに国内で負けるという波乱があった。63kg級の谷本は怪我をしており、ライバルの上野順恵に負けた。内柴はオリンピック連覇の力を見せ、江種に勝った。今日はどんな展開となるか。注目は女子48?級の山岸絵美福見友子の新女王対決だろう。ここ最近4戦は2勝2敗の全くのイーブン。世界ランクも1位山岸、2位福見だ。実力互角のいいライバルだ。いま試合が終わって、新女王対決は福見友子が征した。レベルの高い、緊張感のある試合内容だった。
 大学の友人W君がニューヨーク大学に留学した。50歳での留学である。4/1に到着してメールをくれて、昨日またメールをくれたのだった。「NY留学日記を自分のHPにアップしたので、ブログの先輩として感想をくれ」と書いてきた。彼の日記はまだ滞在3日なのに、びっしりと詳細に書き込んである。「運命が、私を世界金融危機震源地に向かわせたような気がするのである。」という表現にも、初めてのNY滞在での、昂揚感が感じられる内容だ。
 実は彼が往く前に、折角の機会なので「留学日記」をブログで書いたらどうか、という提案をしたのだった。50歳という年齢での留学というものには価値があるし、羨ましさを感じる同年代は多いだろう。また、彼が強く意識しているように、世界金融危機の、まさに震源地に、このタイミングで滞在するのである。「どんな書物を読むよりも勉強になることは確かであろう。昔から、「百聞は一見に如かず」と言うではないか。世界金融危機震源地であるアメリカにいて、アメリカ人に会って、彼らが何を考え、その結果、何が起こったかについて、私自身の頭の中の整理を行って、今後の指針なり、問題解決のヒントを得たいと思っている。」という言葉に、今後W君からのNYレポートが楽しみである。理論と実践を備えたものに、真の学問的価値が生まれるのだろう。ちなみに小生といえば、この週末は、来週から始まる、彼の代講としての授業の準備を、粛々としていたのだった。