神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

デグーのラッシュ君

macky-jun2009-02-14

 我が家に5人目の家族が1年前に誕生した。といっても妻に高齢出産で赤ちゃんが生まれたわけではない。ミニペットのデグーのラッシュ君がやってきたのだ。デグーはペルーのアンデス地方に生息する高地性のミニ動物で、見かけはリスやねずみ、ハムスターに似ている。
 我が家では長らく、息子がハムスターを飼っていたのだが、ハムスターがまったく鳴かないのに対し、デグーは小さい声でしゃべるのである。何か要求があると、小さい声で訴えてくる。犬のようにやかましく騒ぎ立てることもない。あくまでも、とても謙虚な、静かな動物なのだ。餌が欲しいと訴えてくるし、寂しい時に相手をしてくれと訴えてくることもある。「ムギッ」や「キッ」と怒る時もある。ある雑誌に「アンデスの歌うネズミ デグー」と紹介されていたこともあるらしい。複雑なコミュニケーションをとれるところがデグーの面白さではないかと思う。
 大きめのケージ50×60×27cm(四角で上が丸屋根)に木の小屋とか止まり木や回し車や砂場がある。これが我が家のラッシュ君の小屋である。これが玄関の廊下に置いてあり、通りがかるとみんなラッシュ君に声をかけていく。呼ぶと近くに寄ってくる。とても人懐っこい。すっかり家族の一員である。
 ハムスターとかねずみは夜行性である。しかし、ラッシュ君を見ていると、夜行性なのか昼行性なのかはっきりしない。ネットで調べてみても、その生態ははっきりしない。ペットとして飼われているデグーはどうやら住んでいる人に合わせた生活をするらしいのだ。何ともつきあいのいい動物だ。
 寿命は5〜7年で、ハムスターの2年よりは長い。体長12〜20cm、体重は170〜300g。アンデスの山岳高原地帯の岩地や断崖のそばで群れをなし、生活しており、暑さは苦手だけど寒さにはわりあい強い。そういえば真夏には音を上げて、うちのラッシュ君もヒーヒー鳴いていた。
 餌は何でも食べるネズミとは違い、主に草食である。糖の代謝能力が低く、肥満や糖尿病になりやすいらしい。身につまされます。動きはリスやねずみ並にすばやいのだが、外に出すと息子の肩に乗って、おとなしくしている。デグーはとても扱いやすい、可愛い動物である。
 何だか、デグーの宣伝をしているような意図を感じられたかもしれないが、その通りである。デグーは残念ながら、日本ではまだペットとしてあまり馴染みがない。実はデグーの餌を調達していた小田急新宿店のペットショップが閉店した為、町田店から宅配をして貰っていた。その町田店もこのたび閉店してしまうらしい。妻から、私のブログで「デグーを広めてくれ」と頼まれ、この文章を書いている。でないと、うちのラッシュ君の餌が手に入らなくなってしまう。アンデスの歌うデグーをあなたの家族の一員にいかがでしょう!