神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

何故コットンセーターか?

macky-jun2009-02-07

 昨晩は珍しく、11時には床に入り、志ん朝の落語を聴きながら、いつの間にか寝入ってしまった。流石に今朝は7時前には目が覚め、ラジオ文化放送の「幸田真音のIt's Mine」を聴きながら、シャワーを浴びる。先週のゲストはサッカー解説者の中西哲生さんだったが、今週は倉都康行さんだった。彼は前にこのブログでも取りあげさせてもらった人だ。東京銀行、バンカーズトラストを経て、独立し、国際金融アナリストと紹介されているが、経済金融での執筆活動を行なっている。その著作「投資銀行バブルの終焉」(日経BP)では、今日の金融危機の元になった投資銀行のビジネスモデルの危うさについて予言されており、その炯眼には敬服した。幸田さんとも金融マン時代から、シティで会ったり、バンカーズでは重ならなかったものの上司が一緒の人だったりの、近い関係だったらしい。
 この「幸田真音のIt's Mine」は前からよく聴いていたが、確か昨年の4月の番組改編から8時→7時と早くなってしまい、土曜日の朝ということもあり、聴けないことも多くなった。経済金融のことがよくわかったパーソナリティーがされている番組はそんなに多くなく、またゲストのキャスティングセンスもいい、貴重な話が聴ける”スグレもの”の番組である。土曜日の朝は忙しいビジネスマンほど疲れており、もう少し寝ていたい。出来れば、従来の8時スタートに遅らせてほしい。文化放送さん、お願いです!
 ざっと新聞に目を通し、朝飯を食べながら「にじいろグルグルジーン」を観て、PCをチェックし、友達にメールを打ち、家を出て、五反田のレナウン・ダーバンのバーゲンに行く。コットンセーターが欲しかったのだが、全く無く、Aquascutumクレリックシャツを2枚買ってくる。他にはハンカチ1枚、靴下1足のみしか買わなかった。最近はビジネスマンの作業着であり、消耗品たるワイシャツや靴下やアンダーウェア程度しか買わなくなった。バーゲンで、しかもここまで余分なものは買わず、財布を閉めているので、世の中の景気も悪い筈だ。
 ところで、何故コットンセーターか?というと、ある時(10年位前)から、突然、ウールアレルギーになってしまいました。ウールをまとった人がいるだけで、くしゃみが出ることがあります。カシミアは大丈夫だったけど、3年前からカシミアも駄目になり、今はコットンしか着れない可哀そうな体になってしまいました。セーターは沢山持っていたけど、全て無用の持ち物となりました。
 ブックオフ五反田店に寄り、今日はCDをごっそり仕入れてきました。ユーミンの「Neue Musik」というドイツ語タイトルで98年の比較的新しめのベスト盤の2枚組と、Suntory烏龍茶のCM曲を集めた中国語の「chai」が各500円。山下達郎「Cozy」、Enya「映画冷静と情熱のあいだ〜テーマ曲集」、Eric Clapton海賊盤Live集、浜崎あゆみ「ayu-mi-x4」、「ダンスマニア・エキストラ」というダンス・ヒットナンバーのベスト盤の5枚が各250円、そしておまけにZARDの「揺れる想い」100円でした。ジャンルもごっちゃ混ぜですが、書斎でブログ書いたり、PCに向かっている時にノリノリになれそうなアルバムばかり選びました。面白いでしょう?!
 本の方でも収穫があって、東大生産技術研究所の教授である前田正史氏が2001/1に秋田大学大学院で講義をされた内容を中心にまとめられた「「ベンチャー企業論」講義」(丸善)という本を200円でGetできました。おそらく、最早古本屋でないと手に入らない本だと思いますが、私自身と講義内容が被るので、参考になりそうです。こういう宝探しが出来るから、ブックオフはたまりません。他の人にはどうでもいい本かもしれませんが、私にとっては存在さえ知らず、出会えなかったような本と出会えました。外に1冊、「ウェブ進化論」の梅田望夫芥川賞作家の平野啓一郎の対談集「ウェブ人間論」が100円でした。気軽に読めそうです。