神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

娘の成人式

macky-jun2009-01-12

 今日は娘の成人式だ。朝、8時半に地元の老舗マーサ美容室で髪と着つけをお願いし、10時半にやはり地元の老舗夏目写真館で、家族揃って写真を撮ってもらった。写真館でかしこまって家族写真を撮ったのはいったい何時以来になるのか。七五三以来かもしれない。帰り道、毘沙門天善国寺の境内で記念撮影をした。朱色と紫色主体の着物が境内の朱色によく合った。家に帰り、玄関前とリビングで家族みんなで撮影する。家族4人揃って写真を撮ることさえ、稀になってきたので貴重だ。来年の年賀状に使おう。今年は4人で写っているのが、全くなく、子供の写真は諦めたのだった。
 新宿区は京王プラザホテルで成人式とお祝いの会が例年行われており、今年も13時から行われる。友達と12時に待ち合わせているとのことで、そそくさと出かけて行った。彼女は地元の小学校を出て、中学からは私学に行っていたが、友達が地元にも多く、楽しみなようだった。地元出身者にとっては同窓会の場となり、楽しいことだろう。僕の場合は高校時代に郊外の小金井市に引っ越してしまったので、誰も知っている人がおらず、一応会場の市の公会堂に行ったが、寂しい思いをしてすぐ帰ってきたのを覚えている。妻も成人式には出なかったようだ。だから、成人式というものには特別の思いが残念ながらない。 だから、振袖を着て式典にも出て、友達にも会い、今晩は中高時代の仲間と集まる、積極的な娘が羨ましく思える。
 妻は娘の成人式が終わって、とてもホッとしているようだった。幸いなことに振袖は結局、親戚のお下がりを頂けたので大きな出費は無かった。着物のことはまったく詳しくないのだが、とても艶やかな素晴らしい着物だった。自分は出来なかったけど、娘に一通りのことがしてやれて、やれやれという感じなのだろう。俺がしてやれたことは何もなかった。せいぜい、デジカメで三脚を使い、ややピントの甘い写真を撮り、PCに取り込んで、プリントアウトしたこと位だった。七五三で着物を着て、赤城神社をお参りし、鳥茶屋で会食し、すっかり疲れてしまった娘が懐かしいが、その彼女も今日から成人だ。そして、いずれ、また着物を来て、我々の前から旅立ってしまう日が来るかもしれない。