神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

明日から職場復帰

macky-jun2009-01-05

  明日から出社だというのに、休みも終わりとなるいまになって風邪をひいてしまった。妻が年末からずっと風邪で調子が悪く、小生はピンピンしていたのだが、ここにきてダウンである。一昨日、実家の炬燵で居眠りし、寝起きに寒い中を帰ってきたせいか、最近夜更かしして生活が乱れていたせいか、昨日体が重かったが無理してジムに行ったせいか・・・。
 正月休暇を12/30から一週間取ったが、クリスマスがあり、正月がありと、行事が目白押しで、幾つになってもわくわくするものだが、終わってみれば実にあっけないものだ。始まる前はあれもこれもと欲張る気持ちはあるが、結局大したことは何もせず、またこうして明日には職場復帰をする。だけど、日本全体が概ね一斉に仕事を休んで、この間、仕事よりも家族の一員に帰ってみるのも、とてもいいものだ。みんなが休んでいるので、何か柔らかな空気が流れているような気がするのである。日本列島、皆揃って緩んでみるのもいいものだ。尤もこの間も仕事で、緊張感を持って頑張っている人々もいることは忘れてはならない。
 このままずっと休みが続いたらいいだろうな〜と思うことがある。いろいろやってみたいことがある。してみたい旅もあれば、読んでみたい本もあれば、書いてみたい文章もある。もっともっとやってみたいことは無尽蔵にある。知らないこともいっぱいある。定年退職してみたけれど、何もすることが無くて、もしくは大方自宅で奥さんに粗大ゴミ扱いされ、仕事に復帰する人が結構いる。小生の場合は粗大ゴミ扱いはされるだろうが、たぶん何もすることがないというのは考え難い。本来なら、今すぐにでもやりたいことのみ出来る世界に入りたいと憧れる。但し、生活もあれば借金もあるので、土台無理な絵空事である。いずれにしろ、明日からは現実に戻らなければならない。
 この休み、結局何をしたのだろうと考えてみたら、この写真にある「20世紀少年」全24巻を読んだことでしょうか。しばし少年時代の自分に戻り、楽しい時間を送れました。主人公を通して、自分がどんな子供だったのか、その延長線にある今の自分はどうなのか。友達とはいったい何なのか。いろいろなテーマを考えさせてくれる作品でした。自分はケンヂやオッチョのような明るく正義感のあるリーダーに似ているところもあるし、ヨシツネの気の弱さやフクベエのような姑息なバイプレイヤー的なところもある。誰しも、ここに出てきた登場人物の長所・短所を少しずつ持っているのだろうと思った。本来、人間って奴は複雑で多面性を持った生き物なんでしょう。