神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

久々の実家行き

macky-jun2009-01-04

 昨日は年始挨拶を兼て、久々に実家に行ってきた。実家に行ったのは、去年の正月以来かもしれない。都内に住んでおり、1時間ちょっとの距離に居ながら、甚だご無沙汰であり、親不孝者である。いつもは妻と二人で(もっと前は子供達も一緒に)行くのだが、妻は風邪をこじらせ、年末から調子が悪く、今年は一人で出かけてきた。
 武蔵小金井駅南口から歩いて15分くらいの所にあるが、若い頃過ごした街を思い出しながら、いつもぶらぶらとゆっくりと歩いて行く。いま南口一帯は大規模開発を行っている最中であり、街は変わりつつある。イトーヨーカドーが進出し、バスターミナルが整備され、来年くらいには劇的に変わるようだ。かつてあった店や美味いラーメン屋「娘娘」も無くなってしまった。一方で、高校時代と変わらず、残っている店もある。再開発がだいぶ前から予定されていたから、商店街は改装などなされず、古いままで何となく朽ち果ててしまったような、うら寂しい様子だ。
 いつも、坂の横から、はけの道に抜け、小金井神社で初詣をしていく。住んでいた頃は、毎年初詣をしていたし、大学受験で絵馬を願かけし、祈ったのもこの氏神様だ。後になって知ったのだが、小金井神社は菅原道真公を祀った天満宮なのだ。しかも1205年に創立された、とても歴史とゆかりのある神社らしい。いまの本殿は1894年(明治27年)のものらしく、歴史の年輪を感じさせる。学問の神様とは露知らず、祈っていたのは何とおめでたいことか。さすが天神様のご利益あってか、その年は希望の学校に受かることができた。あとになってさすがと納得している次第で、益々有難みが増している。この日もまたおみくじを引いて、大吉が出た。連日の幸運ですが、気を引き締めていきましょう。
 私の父は78歳、母が77歳。だけど、二人とも幸いなことに、大きな病は無く元気である。父は10年程前に狭心症の手術をしたことがあるが、いまだに月2回ゴルフをしており、毎晩酒を飲んでいる。同窓会幹事とか熱心にこなしており、PCにも慣れ親しんでいる。このブログも毎朝必ず目を通しているようなので、やたらなことは書けない。母は膝が悪く、歩行は大変そうだが、自転車に乗って、買いものに行っている。年末から風邪をひき、連日鼻血が出ると言っていたのが気がかりだ。「脳の病気ではないか、すぐ病院に行った方がいい」と言うと、「脳みそはもうだいぶ前からやられていて、老人性認知症だ」などと自分から言っているので、大丈夫なのだろう。だけど、久々に会う親はどんどん老いていく。
 10:30頃、家に帰ると、娘のいつもの仲好しメンバーが、5人集まっており、その中の一人の誕生日を祝って、夜通しパーティーをやっていた。明け方、2人は帰ったようだが、2人はリビングの床に雑魚寝をしていた。我が家は息子・娘それぞれの友達がよく泊まっていく。年末も息子の友達が来ていた。なぜか、彼らに言わせると、「居心地がまじいい〜!」らしいのだ。俺達、親があまりうるさくないのと、立地がいいのと、妻の料理がおいしいからではないか、と分析している。あまりうるさくないというのも、教育上いかがなものかと思ったりもするが、まあ、そう言って若い人たちが集まってきてくれるのには、悪い気はしない。そう言えば、私の小金井の実家もそうだった。私の友人たちがよく数人集まり、泊まって、同じように雑魚寝をしていたし、両親はいつも歓迎してくれていた。我が家の伝統でしょうか。