神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

ドーナッツの余韻

macky-jun2008-12-06

昨晩は高校時代の仲間11人(男6、女5)が集まり、新宿西口の居酒屋「越後屋俵助」で飲んだ。去年、卒業以来初めての学年同窓会で会って以来、度々集まることが多くなった。幹事のMくんのマメさに依るものであろう。チェーン店特有の効率経営で、狭い個室にぎっしりと詰め込まれた感じはあったが、むしろみんなの距離が近くて、学生時代と変わらないような飲み屋で集まれるのも、当時を彷彿としてよかった。50歳を迎えても、心はいまだハイティーンの少年少女です。
 来ていたメンバーの多くが、俺のブログを読んでくれていて、こちらの近況を語らずとも知ってくれているのが嬉しかった。通常であれば、久しぶりに会って近況を語り合って、それから先の入口まで辿りつくのに時間がかかるのだけど、いきなり入口から会話を始められるのはブログあっての効用である。てっとり早いし、自分が喋り過ぎることが無くていい。相手の話を聞く余裕ができるのが何よりだ。
 大原悦子さんの本の書評を二度にわたり、書いたので、そのことが話題となった。なんと、この日、Hさんが大原さんの著作「ローマの平日、イタリアの休日」と「フードバンクという挑戦」の二冊を持ってきてくれていたのには驚かされた。みんなで回覧し、「是非読みたい」との声が多かった。俺も自分の著作のように、お節介にも宣伝をしてしまった。宣伝などするまでもなく、良書なので読んでみれば良さがわかるのだけどね。
 Hさんからは好きな作家や読書の好みが似ていると言って頂いた。高校時代にそういう会話をしていたら、その後の人生も変わっていたかもしれない。熊本のN君の話は同じクラスにいたN君とすぐわかったようだ。よく喋るNさんと書いた、そのNさんからはクレームを頂いたのだが、この日もよく喋られていましたよ。彼女が高校時代オール5だったということが判明して、一同感心しました。適度に遊んで、決してガリ勉ではないのに何故か成績が良くて、東大を受ければ現役で受かっただろうに、早稲田に推薦で行ってしまって、勿体ないなと思っていました。
 一次会は飲み放題だったけど、9時に追い出され、二次会はカラオケに行きました。なんと、誰も歌うことなく、専ら語り合っていました。いちいち注文しなければならないので、あまり飲まずにただ語り合いました。高校生のようです。昔、紀伊国屋地下のカトレアという大きな喫茶店でよく集まって、何時間も語り合いましたが、そんなことを思い出しました。結局、11:30頃、あまり酔っ払いもせず、珍しく大人しく家に帰りました。幹事のM君がみんなにお土産としてくれたドーナッツを妻と分け合って食べた。さっぱりしたドーナッツでとても美味しかった。深夜に食べたけど、もたれる感じもなく、後味の大変いいドーナッツでした。ドーナッツ同様に会の方も後味たいへんよろしく、今日一日いい余韻が残っていました。また、集まりたいものです。