日本最高点にある野天風呂に

　明日、大学のワンゲル部の仲間5人で八ヶ岳に行ってきます。本沢温泉という2150Mという日本最高点にある野天風呂のある宿に泊まります。雪がなければ、硫黄岳を登山しますが、ひよって周辺散策で終わるだけかもしれません。朝晩既に氷点下の気温と聞いています。要は昔の仲間たちと山の温泉で一杯やることにあります。温泉小屋ではこの日は桜鍋祭ということで、馬肉の鍋が楽しめるようです。最近、仕事で精神的に疲れており、山に行くのも気が重かったのですが、いざ前日になると、明日が楽しみでなりません。山道を歩きながら、日頃の疲れを癒してきたいなと思います。こんな時に昔の友達はありがたい存在です。
　　八ヶ岳は大学時代に二度合宿で行きました。5月の新人訓練合宿で、我が大学ワンゲル部は八ヶ岳か奥秩父の３泊４日の山行を行っていました。私が入部して、新人訓練で行った山行が南八ヶ岳縦走で、稲子湯から入って、高見石、白駒池を経て、黒百合ヒュッテで1泊しました。初めて、20kgのキスリングを背負って、体がビックリしていきなり直ぐばてました。バテバテになりながらも、残雪の残る山道を登り続け、何とか一日が終わり、翌日は天狗岳、今回予定している硫黄岳を登り、行者小屋にテントを張り、1泊。この日は野犬なのか狼なのかが外で鳴いており、怖かった思い出があります。横岳の下の荒涼たるサイトで山の生活の魅力を知りました。翌日は最高峰の赤岳でダイナミックな山の醍醐味を味わい、権現岳、編笠山を経て、長い林道を歩いて、小淵沢の駅に辿り着きました。3日目のこの頃はもう体がだいぶ慣れてきて、元気よく走って下りました。あれっ、もう一泊はどこに泊まったのだろう？（後記：3泊4日のコースを短縮して、2泊3日で下ってしまったようでした。）
　3年の時は初めてのリーダー合宿として、北八ヶ岳から南八ヶ岳の入口までの山行を計画しました。蓼科山から硫黄岳まで縦走し、美濃戸口まで抜けるコースでした。初リーダーということもあり、妙に気合いが入っていたのを思い出します。昨年の春には久々に南端の編笠山を登りました。八ヶ岳はとても馴染みのある山であります。さて、明日も朝は早いので、ブログはここらへんにして寝たいと思います。おやすみなさい。
写真は先日買ったIxy2000ISで撮ってきます。お楽しみにしていてください。→11/9（日）夜、帰ってきまして、我々の入った野天風呂（露天風呂でなくこう言うらしい。何故そういうのかはよくわかりませんが、人工的ではなく自然に近いままだからだろうか。）の写真を載せます。上に見えるのは硫黄岳です。