神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

魚屋さん紹介その2「春日鯛助」

macky-jun2008-10-10

 今日は3連休前の週末の金曜日。会社を6時前には抜け、来週から切り替わる定期を買換え(自販機で簡単に定期の更新が出来ることを初めて知った)、乗り換え駅の春日でいったん降り、馴染みの魚屋「鯛助」に寄ってきた。ここも永らく通っていて、いつもは休日の土曜日に自転車で買いに行くことが多い。以前はこんにゃく閻魔前の商店街にあったが、10年程前に今の白山通り沿いに引っ越してきた。生業店としてはかなり大きな店で、店頭に並ぶお薦め(この日は殻付き生牡蠣30個、2,000円と安かったけど、ホームパーティーするなら最適だけど、多すぎるよね。)のほか、ありとあらゆる海産物が並ぶ店である。神楽坂「魚浅」とはまた違った良さがあり、ここの肴は安くて量が多いというのが特徴である。
 今日は久々に刺身を食べたいなと思った。いつもは5〜6品盛りの「刺身盛り」950円を買うのだが、今日は既に売り切れ。「鰹が美味いよ〜」と薦めてくれる鰹の刺身は400円、平貝750円、タコ刺し400円の刺身を買う。外に加熱用牡蠣200g・700円、煮こごり250円、岩のり100円を購入。しめて2,600円なり。かみさんに電話すると、今日は4人全員食べるし、助かったとのこと。珍しく、家族4人で夕飯の食卓を囲む。4人で食べるので、刺身はあっという間に無くなったのだった。週末の夜、一週間を振り返り、刺身で一杯やるのは最高の時間(Most Precious Time)である。
 とっても楽しい時間である筈なのだが、今日も市場は大荒れであった。大和生命破綻、高島屋・阪急阪神統合と次々に大きなニュースが流れてくる中で、日経平均は一時1000円超下げ、8,200円を割れてしまった。つい2日前に1万円を割れて、大騒ぎをしていたばかりなのにである。底が見えない、歴史的に深刻な状況になっている。テレビを観ていないせいかわからないが、このような状況でも街は何ら変わりがないのがむしろ不気味である。今日昼には近くの大和生命ビル(元鹿鳴館跡)に昼飯を食べに行ったのだが、大勢の報道関係者が押し寄せており、大和生命ビルの銘板をビデオや写真に収めていた。
 バブル後の最安値7,607円(03/4)も近づいてきた。どこまで行けば止まるのだろう。日本の経済も悪くなりつつあるが、米国の余波をもろに受けてしまい、ダウ平均以上に下げてしまっている感が否めない。サブプライムローン問題では比較的日本は被害が少なくて、一連の米投資銀行の破綻では買い手に回っている程なのに、日本株市場の下げは大きい。市場で外人投資家シェアが6割にも及んでいたので、本国でやられ、日本株も引き揚げるという単なる連鎖の下げであろうか。日本の輸出産業=米国消費者、という構図での売りだろうか。いずれにしろ、私個人ではどうしようもなく、刺身を肴に一杯やるしかなさそうである。