定期健診

　 会社の1年に一回行われる定期健診を受けた。友人の突然の発病による死があったばかりだったので、自分の体というものをもの凄く意識してしまった。今年は50歳という節目でもあり、腹部エコー検査というものが特別にあったし、今年度から企業に義務付けられたメタボ検診が始まった。初めてウェストを測定されたのには笑ってしまった。幸い基準の85cmというのはクリアでき、セーフでした。昨年度はγ-GTPが多少高かったが、いつものことなのでしょうがない。それ以外はどこも悪くはないのが通例だったが、今年はまず始めに受けた検尿で「たんぱくが少し出ています」、と先制のジャブを喰らってしまった。「疲れていると出ることがあります。この程度は気にする必要はありません」、と優しく言ってくれた。確かに最近いろいろとあったので、少し疲れているのかもしれない。
　検診の季節が近づくと、それに合わせて節制をし、酒を控えたりする人がいる。全くナンセンスだと思っている。普段の生活の状況をチェックしてもらわないと意味がない。ある日突然バッタリ倒れたりしたらどうするのだろう。だから、僕は前の日も普段通り、２合見当の酒を飲み、特段節制することもなく、ジムにはいつもどおり週２回通い、今年も検査を受けた。さて、どんな結果が出ますことやら。