神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

夕刊紙の役割について

macky-jun2008-07-23

 駅の売店の夕刊紙の見出しはいつもセンセーショナルなタイトルが多い。最近は「倒産予備軍108社」だとか、「不動産・建設業危ない企業」だとか、人々の不安を煽るような記事が多い。昔、笑ってしまったのは「あゆ、みずほを買収(か?)」とのタイトルで「か?」が小さな文字で書いてあった。あゆがみずほ株が底値(@5万円で今の時価の1/10)になっていた時に、大量に買ったことがあったらしい。手法は断定的なタイトルで注目を集めるが、先程のようにタイトルを抑制するような表現が小さくどこかに隠れていたりして、読んでみるとそれ程大した内容でなかったりしていることが多い。また、朝刊の他社の記事そのものだったり、ネットの記事だったりしていることもあるほどだ。しかし、煽情的な記事であるが、まったく外ればかりとも言えず、半分くらいは真実ではないかと思える。それ故にくだらないけど、まったく馬鹿にもできない存在である。
 自分で買うことはないが、必ず売店の見出しは覗きこむことにしている。日刊Gとか夕刊Fとかだ。海外にもこうした夕刊紙とかタブロイド紙と言われる三流新聞がどこの国にも必ずあるものだ。一流紙ではまだ確度が低くて書けないことも、三流紙はすっぱ抜くのでうまく役割分担がされているともいえる。
 先日書いた「不動産業界の憂鬱」の続きではないが、これから不動産会社の倒産が本格化するのではないかとの憶測で、いまネット上である言葉遊びが為されている。それは次に危ないとされる上場企業デベロッパーの頭文字を使って、横浜の3LとかUSAとかUSJとかJAPANとか言われている。このような憶測をもとに風説の流布を流すような行為は大嫌いである。また、マスコミュニケーションの社会不安を煽ったり、結果的に自分を含め、国民の不利益になるにも関わらず、マゾ的にいたぶる行為は厳に慎んで欲しいと思う。
 それにしても、あゆはあの時(6年前?)買ったみずほ株をまだ持っているのだろうか?それとも高値(20倍)で売り抜いたのだろうか。作詞も自分でやり、コンサートやプロモーション企画もやれる才気煥発なあゆは、資産運用の才能もあるとしたら大したものである。きっと節税対策も人一倍うまかったりするんだろうな。