神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

半年をふり返って

macky-jun2008-07-10

 今年も後半に入って早10日。あっという間に半年が過ぎ、こうして一年が過ぎていくと、いつの間にか一生が終わってしまうかのような気がする。この半年間、いいことも悪いこともあった。押しなべてそれが人生であろう。だから人生は奥深いし、面白く、また苦しいのだろう。
 ビジネスでは苦しいことが多いせいか、いま一つ乗って仕事が出来ていない気がするが、この半年間一番エネルギーを注いだことと言えば、何といってもブログであろう。昨年末の12/9から書き始め、5/18に百話を、今日で129話となる。一日1,500字前後は書いているので、相当な文書量になる。ざっと20万字なので、本にすれば2冊分位だろうか。自分でも内容は兎も角として、こんなに書けるとは思ってもみなかったので、自分の潜在力(?)を知れた思いだ。もとより、学生時代から日記は書いていたし、書くことは好きだった(ようだ)。但し、あくまでも自分のための内向きの文書であり、外に対して発信する文書を書いたことは殆ど無かった。48Netという中学同窓会サイトへの「野球部創部の話」を投稿したのがきっかけとなり、Outputの楽しさを知ったと言えようか。
 せっかく書くのなら、まして思索が意味をなし、他人に対して役に立つ、または楽しい話が書けるなら、なるべく多くの人に読んで貰いたい。かつて他人の文章に勇気をたくさん貰った。今度は自分から少しでもお返ししたい。そんな気持ちに変化していった。作家の気持ちというのはおおかたそんなところだろう。
 ではブログを書きはじめたことで何が変わったか、何がプラスとなったか。ひと口では言い難いが、小生のブログ読者が定着してきて、彼らとの関係は深くなったと言えよう。何かを語らずとも、会って話をしなくても、自分の「いま」を知ってもらえるというのは嬉しいし、大変楽ちんである。まして人間単純なので、褒められれば嬉しいものだ。
 自分の思考、沈澱していた知識、経験、思想・・・ひたすらInputばかりでごちゃごちゃになっていたものを取り敢えずは整理できたようだ。体系化までは行っていない。ばらばらにいろいろなことを、その時々に思ったことを書きなぐったエッセーとなっているが、いつかテーマ毎にまとめていきたい。
 親父の友人の方が感想をメールで書いてくれた時に、「人の評価を気にする必要はなく、思いのままに書けばいいのではないか」ということを言ってくれた。その通りである。自分の内なる思い、噴火しそうなマグマのような状態から、Outputを噴き出していけばいいのだろう。思考を巡らすことで、テーマは多々浮かんでこよう。日常の生活で出会うこと、世の中の動きを、自分の頭で考察することで一つの発信となっていく。知的でかつ創造的な生活を送りたいと願っている小生のツール、場所、メディアとなってくれよう。
 ブログでOutputするようになってからのマイナス面としては、読書量がめっきり減ったことである。兎に角、書くのに忙しく、その分、本が読めなくなっている。書く方が楽しいからかもしれない。最低限必要なものを選んで読むという、逆に効率的なInputができるようになったのかもしれない。ということはマイナス面は無いことになってしまうかもしれない。いずれにしろ、まずは一年間は続けてみようと考えている。一年過ぎたら、二年、三年と目標を徐々に設定していきたい。あまり力こぶを入れて頑張るつもりは毛頭なく、頑張るのはあくまでも別の世界で、ブログは心のオアシスとしておきたい。