神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

娘の語学留学

macky-jun2010-09-18

  娘が来月中旬からロンドンに1ヶ月間の語学留学に行くことになった。先週、お金を貸してくれと急に言ってきたので、そもそも余裕は無いし、2〜3週間の留学では英語力などつかず、遊びになってしまうと反対した。ならば替わりにたまたま仕事で縁のある会社が行なっているフィジー留学が安くて、オフィスも家の近所にあり、いいのではと薦めたが、本人は頑として「嫌だ。島なんかに行きたくない。私は都市に行きたい。」と言う。
 こうと言いだしたら、親の言うことなど聞かない奴である。結局、私が旅行に行った11(土)に早速動き、運営する会社に個別に説明を聴きに行って、14(火)にはさっさと申し込んだようだ。私が反対したので、スカラーシップコースという半年後の社会人になってから分割返済が始まるクレジットで、自分で借金をすることにした。また、このコースは体験レポートや現地インタビュー記事を書き、写真を提供することで、運営会社の広告宣伝に協力する、安くなるコースを選んだようだ。
 行動の速さ、情報の収集力(ネットで何社からか早速情報を集めた)、自力で費用調達しようという豪胆さ・・・我が娘ながら唸ってしまった。なかなか見上げたものである。親の金を当てにせず、自分のなけなしの金で行く方が、英語の習得力も増すであろう。
 クイーンズイングリッシュの本場で、ミュージカルやバレエを観て、ロンドンの街を味わい、週末はスコットランド湖水地方、オックスフォードやケンブリッジを旅して、いい体験が出来ることであろう。私自身はロンドンには3回(1982年大学の卒業旅行、1987年ドイツトレイニー時代、1996年3iでの研修出張)滞在したことがあり、いずれもいい思い出となっている。
 親にいったん無心したが、反対されても不平も言わず、自分でやると言い切った腹のくくり方にも感心した。さすがに就活で行動力を評価され、即戦力と見なされた奴はふてぶてしいだけでなく、頼もしさを備えつつあるのかもしれない。我が家では彼女の行動力を”体当たり馬鹿”とも呼んでいる。まあ、兎も角、英語が公用語の会社に入ることになってしまったので、必死に英語を勉強している。これは餞別を少しは奮発してやらねばなるまい。