神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

カジノの公営化を

macky-jun2010-06-21

 相撲界が賭博問題で揺れている。琴光喜野球賭博疑惑から自己申告をさせたら、瞬く間に数十人に拡大した。親方も関わっていることが判明した。野球賭博から賭けゴルフに賭けマージャンに花札賭博・・・。賭ける対象は枚挙に暇がない。
 ここ最近、日本相撲協会は常時不祥事を抱えているようだ。元より地方興行をする関係で、昔から暴力団とのつながりが全く無かったとは言えないだろう。叩けばまだまだ埃は出てくる。そもそもの相撲部屋の在り方から始まり、相撲界の常識を見直す必要がありそうだ。
 この機会に協会はいったん解散してしまい、新しい理事会を設立する。厳しいコンプライアンスの下で、新しいルール作りをする必要があろう。この機会に貴乃花を新理事長にして、メンバーを一新してみたらどうだろうか。
 賭博という言葉は如何にも悪そうなのだが、そもそも賭けごとというのは悪いことなのだろうか?今行なわれているワールドカップサッカーでは国別のオッズが発表され、オープンに賭けごとが為されている。海外ではカジノが公式に認められている国も多い。
 まだ20代のドイツトレイニー時代の話であるが、会社の先輩がBadenBadenというスパで有名な温泉地のカジノに連れて行ってくれたことがあった。如何にも大人の社交場というゴージャスな雰囲気であり、正装した普通の紳士・淑女がゆったりとカジノを楽しんでいた。
 私は一万円を元手に分りやすいルーレット一本で勝負した。結果、ビギナーズラックであろう。結構勝ってしまったのだった。好きだった中日ドラゴンズの木俣捕手の23番とか、自分の背番号10番とか、中学の名前の11番とか、そんな適当な賭け方を粘り強くやったのがたまたまの勝利に繋がった。先輩から、「勝った分はモノに替えろ」と強く言われ、妻にローマスペイン階段前にあるグッチ本店でポシェットと自分にポルシェデザインのサングラスを買った。
 人間には生来賭けごと好きな習性がある。禁止をするからアンダーグラウンドで反社会的勢力の運営するギャンブルが行なわれる。この際、公営でオープンに行なってしまうのがいいとかねがね思っていた。この点については石原都知事の主張する、湾岸でのカジノの公営化に珍しく賛成したい。