神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

中学同窓会にて非常事態発生

macky-jun2010-05-23

昨晩は4年毎にやっている中学同窓会に出席した。場所はお決まりの自由が丘で、CASA Giardinoというイタリアンレストランで行なわれた。60数名が出席したようだが、卒業生は198名だったから、1/3程度の出席率であった。会場となったレストランは自由が丘の街のど真ん中にあり、テラスのある2階のオープンな空間は感じが好かった。
 俺はこれまで出席率が極めて良くて、国内に居なかった1回を除いて、出席してきた。中学時代が自分にとって最も楽しかった時間だったからだと思う。それを昔の仲間に会って仮想再現できる時空間を超えた旅である。だいたい同窓会というものは出席者の顔ぶれは固定化するが、この日は卒業以来初めて会う同窓生も何人かいて、新鮮であった。出席するのはそこそこ幸せに生活している者ばかりなのか、空気も和やかなものになる。
 この日は美術のH先生と体育のF先生が出席してくれた。毎回出席される先生が減っていくのは残念であるが、F先生は1982年以来の出席であったのでこの日の目玉ゲストだった。F先生は1年B組の時の担任で、野球部の顧問(監督)であった。実は今回のF先生の出席には俺も裏で一役貢献できたのだった。あまりこういう派手な場をお好きでないF先生を説得し、静岡からわざわざ出てきてくれたのだった。お二人にとってこの中学は教員生活の中でもいい学校で、生徒のレベルも高かったと仰ってくれた。まあ多少のお世辞もあろうが、土地柄か、荒れた生徒も殆ど居らず、確かに平和な学校だった。
 この日、今だから語れるが、1次会の終盤間際に思いもかけぬ大変な事態が起きたのだ。俺自身の身に起きたことである。なんとトイレに行き、用を足し、上げた途端にジッパーが弾け飛んでしまったのだ。別に股間が膨張したのでもない。そのズボンは買ってからそんなに時間も経った訳でもなかった。「さて、どうしたものか。困ったな(泣)」と思いつつ、取り敢えずジャケットで前を隠し、野球部の仲間に「1次会で俺は帰るよ」と泣きそうにこっそり打ち明けた。勿論、馬鹿笑いされ、おもちゃにされそうになるのだが、しっかりと口止めした。「ポロシャツを外に出して着ればいいじゃないか」と教えてくれた。焦っており、全く思いつかなかった。何とか難を逃れ、下半身のジッパーの空いた(変質者のような)不自然ななりを気にしつつ、ポーカーフェースで2次会も最後までいて、結局12時少し前に自由が丘をあとにした。ああ、よかった!ばらされないで。