2016年はリオに
2016年オリンピックはリオデジャネイロに決定。一回目でまずライバルのシカゴが落選、ならば東京は行けるかなとも思ったのも束の間、二回目で敢え無く東京も落選。思いっきりガッカリし、最終結果を見ずにさっさと寝る。結果は今朝起きてから知るが、南米初のリオに予想通り決まった。この日を休みにしてしまったブラジル、国を挙げて盛り上がっている熱狂を見ると、とても敵わなかったなと思ってしまう。日本では何故か自分を含め、盛り上がり方が足りなかったようだ。サンバを踊って喜んでいる人々を見ると、リオに決まってよかったなと素直に思える。なんだか楽しいオリンピックになりそうだ。
高度成長期の入口にあった日本は、1964年の東京オリンピックで弾みをつけ、一流国の仲間入りをした。何故、また東京でやらなければならないのか、という説明が世界に対して充分できなかったし、いまだにその解答がわからない。ブラジルには当時の日本と同じ情熱があったし、今の日本にはそれがなかった。勝敗を分けたのは情熱の違いだろう。治安やインフラの悪さが心配されたが、2014年のワールドカップが準備になることが、むしろ好感されたのではないだろうか。だけど、2012年に行なわれるロンドンオリンピック。2大会前に欧州(アテネ)でやったばかりで、しかもロンドンは三回目。なんで、ロンドンなんだろうね?