神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

「リーマン恐慌」岩崎さんや剛くんのこと

macky-jun2009-04-23

今日木曜日は、本来はジムに行く日なのだけど、その為の準備もして重いバッグを担いでいったけど、何故かひどく疲れていた。それで、春日で降り、「鯛助」で刺身盛りと蛤を買い、家に真っ直ぐ帰ってきた。最近、遅く寝る日が重なったためだろうか。だけど、「春はようようなる山ぎの・・・」とはならず、「春眠暁不覚」ではなく、起きる予定の1時間から30分前には目が覚めてしまうのである。それはそれで大変結構なのだが・・・。
 今日の夕刊では、「みずほFG 赤字5800億円」と「草なぎ剛容疑者 逮捕」が2大ニュースであったかのようだ。後者について書きたい。・・・と思って、ニュースをやっていないかとテレビをつけたら、テレビ東京で「ルビコンの決断”リーマン”破たん・・・最後の50時間を完全ドラマ化」というのをやっていたが、最期の10分だった。元銀行の先輩で、社宅の上の階に住んでいた岩崎日出俊さんが出演していた。しかも女優の木村佳乃らと一緒にである。いまたまたま同氏の書かれた「リーマン恐慌」(廣済堂出版)を読んでいた、真っ最中だったので尚のこと、驚いたのだった。
 おまけに今朝はこの本を夢中に読んでいた私は、本来三田線内幸町駅を降りる筈が、見慣れない駅で気付き、それが芝公園駅であることを知った。な、なんと二駅も乗り越してしまった。驚いたが、すぐ折り返し、なんとか遅刻せずに間に合ったのだった。その位、岩崎さんのこの本は面白かった。同じ銀行の出身者なので、言葉や文脈がスーッと頭の中に納まるようだ。こうした経験は結構あって、同じ日本語でも使っている人によって、言葉は若干のニュアンスが違っているものである。どこで教育を受けたか、どういう社会人人生を歩んできたかで、その人の日本語の使い方、読解力は変わっていくと思っている。その点、岩崎さんの書く文章は同じ銀行で教育を受けた人の文章のためか、とても馴染みがいいのだ。
 岩崎さんは私よりも5年先輩であるが、22年間の銀行勤務を経て、98年から2003年までJPモルガンメリルリンチリーマン・ブラザーズという投資銀行を渡り歩いてきた人である。現在は、経営コンサルタント会社を経営しつつ、積極的に執筆活動を展開されている。9・15リーマンショック以降、インベストメントバンクの破綻が起きた中で、かつてその中にいた当事者でもある、彼が語るのはまさに適役であろう。
  と書いていたら、すっかりSMAP草なぎ剛について書くのを忘れていました。友人2人と酒を飲んだ後に、夜中の3時に赤坂檜町公園で全裸になって、叫んでいたところを逮捕されてしまったらしい。あのSMAPではもっとも真面目で、優等生っぽい草なぎ剛が・・・なんでなの?と思います。仕事が忙しく、相当なプレッシャー、ストレスがきっとあったのでしょう。誰に迷惑をかけたのでもなく(近所の人にはやかましかったのでしょうが)、他人に危害を加えたわけでもないので、どうか大目に見てあげて欲しい。欧米ではヌーディスト海岸があります。私がミュンヘンの街中の公園(English Garden)で目撃したのに、隣の芝生に座っていた若い女性が、洋服を1枚、2枚脱ぎ出すと、あっという間に全部脱いでしまい、スッポンポンになってしまったということがありました。公衆の面前で生まれたままの体になることで、人間は解放されるのでしょうか。この点、日本は異様に堅苦しく、厳しすぎるような気がします。どうか、剛くんを大目に見て、あまり騒がないでやってください。