神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

矢板行

macky-jun2008-02-21

  本日は盟友M君のご尊父が75歳で亡くなられ、告別式に参列すべく栃木県矢板市に行ってきた。20数年来の上司であるH氏と東北新幹線に乗って旅立った。H氏とは社会人4年目の頃からのお付き合いだ。H氏が初めて管理職(N支店審査役)になった時の小生は筆頭の部下だった。その後、前身のVC会社で、また今の会社でと3度目のお付き合いとなる。縁ですね。
 告別式ではM君が喪主として緊張しながら挨拶をしていた。経験ないから、あがって当然だよね。我々は早々に失礼して、結局Taxiを捕まえようとしたが、捕まらず駅まで歩くこととなった。今日はいつになく暖かく楽ではあった。せっかくの旅でもあり、宇都宮で名物の餃子を食べた。今、話題となっている中国餃子ではない、としっかり張り紙がしてあった。
 今回、名目は社員代表ということで会社やみんなから預かった香典を届け、参列するというのが役回りだったけど、実はいつも隣に座っているM君の生まれ故郷を見てみたかった。小生は地方大好き人間なのだけど、残念ながら地方担当は一切持たず、しかも都心の店ばかりなので、出張する機会は殆ど無いので、不謹慎かもしれないけど、久々の出張のようなものに妙に感慨を得ました。行きはH氏と専ら話して行ったけど、帰りは文庫本を読んだり、うとうとしたり、出張気分を楽しめました。
 思えば、我々が入社したばかりの20数年前は出張というと結構時間もかかったし、そもそも地方出張は一泊以上が当たり前だったし、ゆったりして情緒あふれていました。いつからだろうね、出張が慌ただしく、世知辛くなったのは。昔のビジネスマンはそのゆったりとしたペースを楽しんでいた。本当に新幹線が通り、飛行機が飛び、ほとんど全国日帰りで行けるようになってしまったのは実に味気ないね〜。何日か前に書いたけど、本当に便利になることが必ずしも、人間の幸せをもたらすものではないね。