神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

スペイン料理で乾杯

macky-jun2008-02-16

  昨晩は飲み仲間のO君と神楽坂で飲んだ。初めて「伊勢藤」にと勇んで行ったが、満席で入れず。つくづく縁がない。扉を開けると囲炉裏を囲んで年輩の男性客ばかりだったが、まるで江戸時代の飲み屋があるとしたらあんな感じなんだろうと、不思議な空間だった。ここは予約がとれない。続いて、「渡津海(わだつみ)」に行くが、ここも満席。かつて小栗小路にあったが、坂上の路地に3年前に越して来た。新しく前よりもだいぶ広々としていた。料理も酒もうまい名店だ。若い頃からたまに通っていた。
 結局、近くのスペイン厨房「ぷらてーろ」(岩戸町19番地)に入る。今週2/12にオープンしたばかりだ。まだ開いたばかりで奥まったわかりにくい場所にあるので僕らが入るまで客はいなかった。神楽坂は路地に入った店が、隠れ家のようでもあり落ち着ける。おじさん2人で隠れ家に入ってもしょうがないが・・。味は良かった。スペイン料理は日本の居酒屋風につまみを魚・肉・野菜をいろいろと楽しめるのがいい。マッシュルームのガーリックソテーが美味だった。ラストはもちろんパエリア。酒はビールで始まり、白・赤ワインを2本空け、締めて2人で12,700円だったので、まあリーズナブルな値段だった。お薦めである。たぶん何か月後にはここもお客さんでいっぱいになるのだろう。
 神楽坂の飲食店がかつて住宅地だったところにまで進出している。こんなところに料理屋が、とか喫茶店が、と驚くこともある。そう言えば、自由が丘も同じだった。中学の頃(今から35年前)の自由が丘とは別世界が展開している。もっと言えば、原宿の竹下通りもそうだ。小学校の時、毎週日曜日に社会事業大学(今は再開発中、東郷神社の隣にあった)が会場の日進(日本進学研究会?、当時、四谷大塚と双璧だった中学進学塾というかテスト屋)に通っていたが、当時は大した店はなく、閑散としていた。今のような女子中高生の聖地となったのはいつ頃からだろう。
 O君は旧行産業調査部時代の同僚であるが、異動してお互い別々の所属となってからも度々飲みに行った。お互いによく飲み、よくしゃべる。彼と飲むとつまみや料理代よりも酒代の方がいつも高くなる。たいがいとことん飲むので、だいたい金曜日に飲むことにしている。俺のブログをじっくり読んでくれていた。一昨日、まとめて読んだら興奮して眠れなくなったと言っていた。興奮するような話は残念ながら書いてないんだけどね。たぶん俺のこともよく知っているし、登場人物や背景も推測がつくし、問題意識も似ているためだろう。交友関係が広いですねとも言われた。本当は迷惑がかかるといけないので、なるべく登場人物は絞っているんだけどね。今日は許諾を得たので、十分書かせて貰います。彼の奥方もブロガーで、「文章が書きなれていて、漢字の間違いが全くない」と褒めて頂けたらしい。実はよく間違えるのだけど、気がついたら随時修正を施すので、最終的には無くなる、というのが正確なところです。
 「日経新聞に肩入れしすぎではないですか」との貴重なアドバイスを頂いた。日経を読んでいて、テーマに気づくケースが多く、よく引用するが、確かに日経びいきなところはある。従兄弟が日経の編集委員をしているということもあるけど、関係ない。朝日・読売の大衆紙に比べ、中道をいっているところが、過度の信頼感となっているかもしれない。いずれにしろ、マスコミの情報操作や世論操作ということもあり、気をつけて読みたい。過去にマスコミはそうした過ちを繰り返してきた。マスコミからは事実のみ取り、意見はそのまま受けとめず、常に自分の頭で一度変換し考えるべきだ。事実と意見を区別するのが大事だと思う。活字になると事実と錯覚し、独り歩きしてしまうのが恐い。