神楽坂のキャリアコンサルタント

永らく「神楽坂のキャピタリスト」のタイトルで発信をして参りましたが、この度タイトル名の変更を致しました。

とても寒い雪の日に

macky-jun2009-02-27

 今日はとても寒い日だった。午前中は雪が降った。初雪だろうか。東京の冬はそんなに寒くはない。特に昔に比べ、だいぶ暖かくなった気がする。しかし、今日ばかりは本当に寒かった。こんな日に限って、外を歩き回らなければならないスケジュールを組んでいる。午前中は永田町の日比谷高校の隣の星稜会館で、投資先の株主総会があった。窓の外に大粒の雪が降るのを眺めていた。帰り道、日比谷高校の前を通ると、今日合格発表があったらしく、掲示板に合格者の番号が貼られていた。今は受験はネットで発表するところも多く、味気なくなってしまったが、相変わらず、我々の時、遥か35年前と同じスタイルでやっているのを発見し、なんだかとても懐かしかった。たしか、私達の時も都立高校の合格発表は2月27日だった。
 総会で会った友人のAさんが、11時に麹町でYさんに会うことになっているとのことを聞き、私も付き合うことにした。AさんもYさんも共に、昨年4月に亡くなられた中野の会社のS社長つながりだったのだ。来週からYさんは転職し、新しい職につく。その門出の日だった。久しぶりにお会いでき、昼食を近くの蕎麦屋でともにした。そう言えば、昨晩も会社の投資先交流会が引けた後に、麹町のこのあたりで同僚たちと飲んでいたのだ。
 彼らと別れた後に、有明ビッグサイトで開催されているPV-太陽電池展に行く。世界的に不況で、閉塞感が漂っているにも係わらず、この会場はもの凄い人の入りで大盛況だった。それだけ、太陽エネルギーという新産業に対する期待感が強いのだろう。冬真っ只中に見える経済でも、着実に雪の下には新しい芽が宿っているのを感じた。日本の大企業、海外企業、ベンチャー企業が入り乱れ、川上から川下までいろいろな企業が参加している。今は暗いかもしれないが、この先の明るみを探していくのが我々ベンチャーキャピタリストの役目である。
 それにしても、雪の中を歩くのはとても寒かった。夕方、会社に戻り、やっぱり社内は暖かいと思い、机上で残務処理をしながら暖をとる。冬なんだから、少しは寒くないとね。それにしても、来週からもう3月です。時間の経つのはとても早い。